紙オタクのオタク語り

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地方国立の大学院生がブラック研究室から移動した話

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。


地方国立で農学部の学生をしていて、学部→院で同じ研究室で院進をしたのですが、なんやかんやあって研究室が変わることになったので、書いても大丈夫な範囲でそこら辺の話をしていきます。

私自身、行動する際にいくつかの記事を参考にしたので、これから変更したい人の参考になれば幸いなのと、自分自身の中で区切りをつける為に書いています。





1.研究室がブラックだった話
2.実際に行動した流れ
3.研究室変更を考えている人にアドバイス










1.研究室がブラックだった話

ブラックでした·····。

研究室がブラックの定義は人それぞれであり、聞いた話では旧帝大とかになるほどブラックになりやすいらしいので、そういった人達からすればそこまででは無いかもしれません。ブラックは当社比(当大学比)です。


そもそもの話をすれば、大学の研究室というのはワンマン社長の企業に近く、教授=絶対なのでパワハラアカハラ等の温床になりがちです。(もちろん教授の人柄等にもよりますが·····)


私の研究室では大体4年後期~院生は朝10時~で早めなら20~22時、デフォルトが0時位でした。私はよく研究室の椅子(小中のパソコン室にある感じのやつ)で仮眠を取ってたので、大体3~6時帰りが1番多かったです。

その時間ミッチリという訳ではありませんでしたが、実験や考察等、時間はいくらあっても足りません。


私の研究室のブラックな所として、教授の人間性が最も大きなウェイトを占めていました。

教授はスタンダードis自分のタイプで、基本的には一昔前の酒が飲めない男は人に非ず、結婚してないやつは人格に問題があると思っているタイプです。

もちろん、研究者としては非常に優秀です。
しかし、上司の失敗は部下の責任といった感じで、都合が悪いことは全て無かったことになり、私達学生が自分の意思で勝手に行い、失敗したことになります。

また、自分の中のストーリーが優先されるため、実際に出たデーターを見せても、認識されないことがありました。


個人的に特にやばかったエピソードとしては、


教授+学生が少数で教授が特定の誰かを貶す→聞いてる学生は「そうですね」等、同意をする(同意しないと教授が酷く不機嫌になるため)→その特定の学生に皆が君のせいで迷惑してると言い出す

教授に嫌われていた同期が、大学院に受かるも3月に入学辞退を出し、そのまま卒業。過去1人大学院中退しており、私や辞めた同期も含めると、大体修士課程終了率が50%

一人っ子、都会出身ではない、これまで彼女がいた事が無い、朝ごはんを食べない等些細なことで、両親や出身地、高校等含めた人格否定や精神疾患断定をする


辺りです。


特に理由なく怒られるのはデフォルトですが、教授の機嫌が悪いと特に酷く、ほぼ難癖で怒られいました。

例えば、

教授が指摘した資料を修正し翌日出すと、前日の仕様に治すように言われる

パワーポイント資料で、赤字は縁起が悪い(赤点、赤字等を連想させる)ので、赤を使わないのが常識だと言われる


みたいな感じです。



なんでそんなところに院進したのか?と思われるかもしれませんが、現在をナイトメアモードとするなら、私が大学院入試を受けた時点ではハードモード位でした。

しかし、私が学部を卒業するのと同時に卒業した院生が、ほぼ研究をやっておらず、修論発表でやらかしてしまい、教授が恥をかいた結果ナイトメアモードとなってしまいしました。
置き土産で爆弾を置いていかないで·····





2.実際にした行動の流れ

今年の3月に同期が教授と揉め(教授にいびられ)、大学院を入学辞退する時点で改めてヤバいと感じ、それからは教授とのディスカッション等をスマホのアプリで録音することにしました。

4月にディスカッション中、以前説明してた内容について、教授が説明を受けていないと言い出し、私が勝手にやって失敗したことになり自宅謹慎のような形となりました。

実質的に脅された為、精神科に行って診断やIQテスト(WAISIII)を受けましたが、特に問題はありませんでした。(特に異常が無かったため、担当の先生からはなんで診断してるのか疑問に思われてまいした)

謹慎期間中に研究室の学生とLINEしたり、教授が両親とした電話の内容を聞くうちに、教授が自主退学に追い込もうとしていることが判明。(これについては薄々気づいてはいました。恐らく執拗に精神科を進めてきたのも、何かあればそれを口実にするためでしょう)

そこで、大学のハラスメント等の相談を受け付けている方に録音の証拠、病院での診察結果を持って相談しに行きました。
すると、その日の内に上の方の人までまで話が届き、次の日には上の人と面談し、研究室を変更するという形で非常にスピーディーに話が進みました。

その後は新しい研究室選び、その研究室の教授との面談を経て今に至ります。


新しい研究室の教授はとても良い人であり、修論テーマもある程度検討が付き、興味あるものにすることが出来ました。


研究テーマが変わることはデメリットではありますが、以前の研究室で教授から妨害を受けながらやるよりは実りあるものになると思います。

私としてハラスメントの申し立てで争う事も考えていましたが、勝てるか分からないリスク、勝ったとしても就活等での嫌がらせ、最悪逆恨みから夜道で刺されるリスクを考えれば、穏便に済んだ現状にはある程度満足しています。




3.研究室変更を考えている人にアドバイス

自分の研究室ヤバいな~、ブラックだな~と感じている人は、研究室変更を考えるのも立派な一つの手だと思います。

研究テーマが変わる等デメリットはありますが、ブラック研究室は体も心も蝕みます。

私は最近まで軽い鬱に近く、ゴミ捨てや掃除が出来ませんでした。今でも睡眠を取ると役3時間おきに目が覚めてしまい、研究室時代は気絶するように寝ていたため、寝付き方が思い出せず、眠るまで非常に時間がかかってしまいます。

大抵、こういったことをしてくる相手はいじめと同じで加害意識は無く、貴方が自殺したとしても面倒程度にしか思わない人間です。
私も、名目上はストレスによる睡眠障害で、環境の変更が必要という名目で研究室を変更しましたが、その後教授とすれ違った際には、私に問題があったのが原因で、自分は手を尽くしたがどうにもならなかった。移動先では頑張って欲しいという、感動話(!)にされていました。
自殺等、貴方が損をするのは馬鹿らしいことなので、そこまで思い詰めるならさっさと変えた方が良いです。


研究室変更は大学によって、システムややり方が違うと思うので、大学のホームページ等から調べてみてください。

大学によって多少の差はあるものの、相談役のような人がいると思うので、その方に相談してみましょう。その際、規則等により、その人に守秘義務が発生するかは絶対に確認しましょう。



相談する際に大事なものとして、録音や日記等ハラスメント等が客観的に分かる証拠、自分はどうなるのを希望するのかの目標が大事になります。

私の場合、ホームページに書いてあったハラスメント申し立てで通る事例を元に、あくまで謹慎により就学を妨げられていること、今後謹慎が解けたとしても教授との良好な関係が望めないことから、やむなく研究室を変更するというスタイルを取りました。

こうした相談役の人はある程度協力してくれると思いますが、あくまで大学側の人間であるため、教授を訴える等、大学の不利益になる事態は極力避けたいはずです。

その辺りを意識して、お互いの利、若しくは相手の害にならないように目標を設定するのが大事です。(とはいえ、十分な証拠があり、相手に謝罪を要求したい等の場合には争うのも十分に選択肢となります)


私が主に参考にしたのは、

https://jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/11154082286/


https://note.com/nagoya_itf14/n/n3928b3b79028


https://www.tsuyukey.work/entry/2016/06/28/221854


後もう1つは見つけられなかったのですが、Twitterにリンクがあった文書で、アカハラ系の相談に乗っていた人のやつです。(相談者に難癖をつけられたしく、今は相談にのらないとのことですが、悩む人用にこれまでのノウハウ等がまとめられていました。)











今回はここまでです。
悩んでる人の参考、こういった選択肢があることを知るきっかけになれば幸いです。
私は研究室の変更について一切公開しておらず、むしろ残りの院生生活がより楽しくなるためワクワクしています。
質問等何かあれば下記のTwitterアカウントまでお願いします。

@WIXOSSAIYAI