皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。
今シーズンも白単で無事ミシックに到達出来たので、その時のデッキについて解説していきます。
タイトルを見ると一見矛盾していますが、この記事を読めば納得して頂けると思います。
以下デッキレシピと目次です
1.どうしてランクマッチで白単を使用したのか?
2.デッキレシピ解説
3.各対面事におけるプラン
1.どうしてランクマッチで白単を使用したのか?
ランクマッチでランクをあげるために必要なのは勝率のみです。
勝率が50.1%でも試合数を重ねればランクが上がります。
その為大雑把に言えば、環境の大半に有利無いしは5分が取れるデッキでランクマッチに潜ればランクが上がる訳です。
Bo1で多いデッキtop5と言えば
赤単、エスパーコン、白単、青単、スゥルタイミッド
の5つでしょう。
時点でグルール、緑単、赤青ドレイク、ティムール再生だと思います。
これら9つのデッキの大半に有利又は5分がつくのは赤単、エスパーコン、白単の3つだと思います。
エスパーコンはデッキの性質上試合時間がかかる為選択肢から外し、赤単か白単のどちらかから選ぶ事になり、白単を選択しました。
理由は簡単で白単は構築を弄ることにより赤単、及び同型に強く出ることが出来、大体この2つのデッキタイプを合わせると環境の30~50%程になるからです。
それでは赤単、同型に強い白単とはどんなものかレシピを見ていきましょう。
2.デッキレシピと解説
クリーチャー
不屈の護衛 4
騎士シナジーを持ち、1/2/1の良スタッツ。
タフ1ながら鎖回しをケア出来たり、全体除去から守ったりと活躍します。
空渡りの野心家 4
こちらも1/2/1。
昇殿により飛行を獲得出来る為、赤単、同型、スゥルタイ、グルール相手に活躍します。
短角獣の歩哨 4
昇殿を達成する事により1/3/3という驚異的なマナレシオになります。
昇殿達成前でも相手のパワー2を受け止めたり、昇殿後に強化する事で鎖回しを倒せたりと活躍します。
追われる証人 4
1/1/1と貧弱なものの、除去耐性がある点が有能です。
ミラー等では序盤の殴り合いを牽制できます。
癒し手の鷹 1
1マナ域を2t目で3体出す為に可能な限り欲しかった為追加の1マナクリーチャー。
鎖回しに耐性を持たず、パワーも1ですが絆魂飛行と有益なキーワード能力を2つ持ち、クリーチャーデッキ相手のライフレースでは活躍します。
ベナリアの軍司令 4
白単デッキの特権とも言え、種族を問わないロード能力で3/3/3と非常に強力です。
鎖回し対策その1
敬慕するロクソドン 4
大体1~2マナの4/4。
鎖回し対策その2
エンチャント
軍団の上陸 4
1/1トークンを生成出来る実質1マナクリーチャーで、裏返る事でマナスクのケアやコントロールに対して継続的に打点が立てられるようになります。
ベナリア史 4
スタンダードで1番強いエンチャントです。
時差はあるものの単純に3マナ2/2警戒×2+騎士に対する2/1修正とかなりのオーバースペックです。
1枚で3枚分のカウントになり、昇殿に貢献してくれるのも○
議事会の裁き 4
このデッキにおける貴重な除去です。
相手の大型クリーチャーやpwにも触れるので少なくとも3枚は居ると思います。
Pw
暴君への敵対者、アジャニ 1
味方の恒久的な強化、蘇生、ゲームを終わらせる奥義と強力ですが、基本的に有利or拮抗中の盤面から押し込むカードで不利を捲れるカードではなく、2枚引くと伝説とマナコストの2点で困る為1。
ソーサリー
不敗の陣形 3
強引な攻めを可能にし、全体除去対策にもなる強力な1枚です。
ゲームエンドに貢献しますが、他にクリーチャーが必要な為3。
鎖回し対策その3
3.各対面事のプラン
各対面事における勝ち筋と負け筋を確認していきます。
赤単
勝ち筋 強固な盤面で殴り勝つ
負け筋 鎖回しをモロに食らう、実験の狂乱でブン回される(、蒸気族でビートされる)
世間一般的には不利なマッチアップと思われがちですが、案外そうでもありません。
相手が鎖回しを出してくる前にタフ1を軍司令、ロクソドン、陣形によってタフ2に強化出来れば殆ど負ける事はありません。
しかし、あまりダラダラと戦うと実験の狂乱をトップされて負けてしまう為、有利な盤面を形成して素早く殴り勝つのがポイントです。
具体的に言うと3t目に招集ロクソドン、軍司令、不敗の陣形を出来るかということです。
3tロクソドンをする為にはクリーチャーが2体以上必要であり、相手が除去を持っている事を考え可能な限り2tまでに3体立てたいという訳です。
その為この構築では1マナ域が21枚と非常に多くなっています。
また不敗の陣形を撃つにしても、こちらがクリーチャー1体では旨みがない為、1マナクリーチャーが多い事はここでも噛み合ってきます。
その為先にサイズを挙げられる先手の方が勿論勝率は良くなる筈です。
しかし実際には土地が少ない為3tに強化する事出来ませんが、相手も3tに鎖回し出来ないこともあるので概ね有利なマッチアップと考えています。
こちらが実際の赤単への勝率。
先手の勝率の方が低いのは下ブレが激し過ぎて3t強化がプレイ出来なかったからですが、総合勝率は高いので相性の良さを理解して頂けると思います。
2つめの負け筋である実験の狂乱、及び蒸気族によるビートは議事会の裁きによって対処します。
その為鎖回しに議事会の裁きを使うのはなるべく避けたいです。
しかし、議事会の裁きは柔軟にプレイする事が大切で、舞台照らしから魔術師の稲妻がめくれた時にテンポを取らせない為に魔術師に裁きを使うこともあります。
長くなりましたが、まとめると鎖回しをモロに食らって盤面が崩壊しないように立ち回り、盤面を強化したら一気に殴りきるゲームを目指します。
相手の脅威には議事会の裁きで対処です。
エスパーコン
勝ち筋 相手が全体除去を使う前に殴りきる
負け筋 相手の全体除去が間に合い、テフェリーやライラで蓋をされる
先手なら有利、後手なら不利な対面です。
全体除去1度程度なら相手の手札次第では勝てます。
軍団の上陸を裏返すことが出来ればかなり有利なる為、1マナクリーチャーを並べて3t目に裏返すことを狙います。
3t目はベナリア史を使うのか、肉技場ケアで盤面を強化するかをよく考えましょう。
白単
勝ち筋、負け筋 相手より大きい盤面を作る/作られる、飛行を並べる/並べられる
ミラーなので5分ですが、一般的な構築相手には有利です。
相手より大きな盤面を作るのが大事な為、軍司令、ロクソドン、不敗の陣形、アジャニ、ベナリア史及びそれらを除去出来る議事会の裁きの枚数がかなり多めに取られている為です。
飛行持ちに関しては徴税人が居ないものの、飛行絆魂とミラーに強い癒し手の鷹が採用されています。
アジャニの群れ仲間型はミラー最強なんで流石に厳しいです。
青単
勝ち筋 サイズ差で殴り勝つ
負け筋 執着的探訪で沢山ひかれるorペテン師で地上を止められながら空からビートされる
青単側が執着的探訪と1マナクリーチャーを早めに引けるか?
白単側が序盤から展開出来る手札か?
等お互いの引きへの依存がかなり強いですが、基本的に有利なマッチアップです。
意識するのは+カウンターによるパワー4=ペテン師で能力を失ってもジンと相打ち可能です。
基本的に長引く程不利になる為早めに押し込んでゲームを決めたいです。
議事会の裁きで執着的探訪そのものを対象に取る事で潜水をケア出来ることを覚えておくと勝率が上がるかと思います。
スゥルタイミッドレンジ
勝ち筋 殴りきる
負け筋 野茂み歩きを育成される、最終を撃たれる
やや不利な対面です。
相手の最終をケアする手段が殆ど無い為、相手が6マナ域に辿り着く前に殴りきれるかが焦点です。
地上は止まりやすい為、昇殿を満たして3/3短角獣で殴りに行けるかと野心家に飛行を持たせられるかが重要です。
議事会の裁きはラノワ、野茂み、人質取りに使う事が殆どです。
今回はここまでです。
白単は単色アグロながら、レアを沢山使ってコスパがあまり良くないので嫌いですが、ラヴニカのギルド環境にMoで使っていたので手に馴染みました。
個人的にミシックまでのランクマッチには1番向いていると思うので是非使ってみて下さい。
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