紙オタクのオタク語り

紙オタクがmtg、小説、映画、ゲームなどについてダラダラと書いていくブログです。

これを読めば赤単は完璧!? Mtg bo1 赤単のプレイング

みなさんこんにちは、アイヤイヤーです。

今日は赤単について解説していこうと思います。
と言っても、構築よりもプレイングに重点を置いていこうと思います。

赤単ってプレイングとか無くない?引きと構築でしょ?
と思われた方も居るかもしれません。赤単において引きと構築が大事なのは間違いないです。しかし、それと同じくらいゲームプランを理解した立ち回りが大事となってきます。

こんなことを大して勝てて無いやつが言っても説得力無い為、一応私は前シーズン、今シーズン共にダイアモンド帯で赤単を使ってある程度ランクを上げ、今シーズンは赤単を使ってランキング265に到達しました(隙有自分語)

以下デッキレシピと目次です
f:id:youmoulove:20190222190859j:plain



1.デッキ解説
2.各対面のプレイング


1.デッキ解説
上のデッキレシピは、そこまで変わった点が無いシンプルなものかと思います。その為、1部の4枚採用が確定ではないものについて書いていきたいです。

狂信的扇動者
絢爛カードを多めに入れて土地を切り詰めた場合、絢爛誘発の為に1マナ域クリーチャーの増量が必要となる為追加1マナ域として投入されます。
後手1tにラノワ、青単の1/1達を焼けるのは偉いのですが、ゲーム後半でトップした時に余り強くない為構成によっては枚数調整を考えてもいいと思っています。

批判家刺殺
枚数に悩むカード。赤単のキルターンを大幅に早める下環境クラスのカードです。しかし絢爛を満たさなければ3マナと重いです。
魔術師が居るならばそのターンの最初の1マナアクションになる魔術師の稲妻と違い、1マナ+‪α‬(マナor戦闘ダメージ)となります。
個人的にはカードのパワーの観点から狂信的扇動者3批判家刺殺4にしたいのですが、これらの理由から今の割合になっています

実験の狂乱
今の環境なら2~3枚の採用が適切だと思います。危険因子との差別点としては
①相手のライフが減っていない状況でもハンドアドバンテージを得られる
②エンチャント破壊、置物による追放を受ける代わりに墓地対策を受けない
③1枚目により、2枚目以降の同じカードを引いても嬉しくない
2点です。特に①によって不利な状況からもトップ次第でワンチャンを作り出せる点が大きいです。エスパーコン、イゼットドレイク、青単相手はこの恩恵が得やすいです。

土地の枚数
Mtgアリーナのbo1における初手の土地枚数の計算は有志により既に導き出されています。それが正しいとするならば、初手に2枚の土地が欲しく、1枚よりは3枚の方が望ましい為18~21となります。基本的には19or20だと思いますが、私は3枚目の批判家刺殺を採用したいので19です

入ってないけど入りうるカード

危険因子
危険因子の魅力としてはミラー等の早い試合で強い事です。ミラーおいては実験の狂乱を置くターンがほとんどノーアクションになる為、そのまま押し切られて負ける事が多いです。
しかし、後述する立ち回りによって場が膠着したならば実験の狂乱の方が強くなる為、立ち回りを良く考えてプレイする必要があります

ケルドの炎
ミラー等速度を求められる試合では1番強く、危険因子との相性も悪くないです。しかし、重ね引きや土地を多めに抱えた時の弱さ、得られるアドバンテージ量の少なさが難点です

軍勢の戦親分
カードしてのスペックは高いですが、動き始めるのが4t目以降になるのが厳しいです。


2.各対面のプレイング


ミラー
対戦していると、ここを誤解してる人が多い気がします。
まず、ミラーにおいて貴方の赤単はアグロ(バーン)デッキでは無くコントロールであるという事を意識しましょう。
ミラーにおけるカードの強さとしては

クリーチャー>>火力

です。火力を相手のライフに撃ち込んでも1回分のダメージですが、クリーチャーで殴り続ければ同マナ、ハンドの枚数でより相手のライフを削れます。基本的に火力呪文は相手のクリーチャーに撃ち込み、相手の場が空なら手札に抱えておきます。
火力呪文を相手のライフに撃ち込んでいいのは
①相手のライフに撃ち込むことで明確な価値が見えている
②実験の狂乱やケルドの炎を出す為に手札を抱えるメリットが無い
のどちらかです。やる事が無いからとショックを相手に撃ち込み、返しの溶岩走りに3回も殴られては勝てる筈もありません。

鎖回しは先制、3/3に除去も内蔵したこのゲーム最強のカードです。基本的にタフ1が2体以上並べては行けなく、タフ1でブロックして相打ちが取れるなら積極的にブロックするレベルです。
このカードの存在により、先2tのヴィレンシアーノは強いですが、後手だと蒸気族の次に弱いです。

蒸気族はこのゲームにおいてはかなり弱いですが、生き残れば莫大なアドバンテージを得られます。基本的に出したターンの内に2/2以上になれるようにし、狂信的扇動者や鎖回しによって除去される事を防ぎます

ギトゥの溶岩走りはこのゲームでは鎖回しの次に強力なクリーチャーです。1t目の動きとしてはベストであり、狂信的扇動者と戦闘すれば一方的に勝てます。また鎖回しによっても除去されず、後半は歩くショックとなります

実験の狂乱、危険因子、ケルドの炎
もし貴方のデッキに実験の狂乱が入っているならば、貴方はよりコントロールチックに振る舞うべきです。どれだけ状況が膠着しようとも、実験の狂乱を引き当てればそれだけで勝てるからです。
逆に危険因子、ケルドの炎ならばよりアグロチックに動く事を意識してください。
しかし、どちらの場合でも基本的には上のことを守り、あくまで意識するに留めることが大事です。迷う状況が生まれた時には貴方がどちら寄りでいるべきかを思い出して下さい


実践的な考え方

貴方のライフが5 手札が批判家刺殺×2、魔術師の稲妻 土地が6枚 場にクリーチャーが0
相手のライフが11 手札が0 土地が5 場にヴィレンシアーノ1体
の状況があります。貴方のデッキは先程紹介したデッキで、相手のヴィレンシアーノがアタックしてきました。貴方はどうするのが勝率を高められるでしょうか?少し考えてみて下さい





以下回答
~~~~~~
私の回答はヴィレンシアーノの攻撃をライフで受け、返しに相手のライフに全ての火力呪文を撃つです。こうすると相手は返しのターンヴィレンシアーノでほぼ確実に殴る為、1~2ターン後にドローするギトゥの溶岩走りでも勝つことが出来ます。
もしヴィレンシアーノに撃った場合どちらが先に5点分の火力を引くかのゲームになり、こちらから先にドロー出来るとは言えなかなか怪しい展開です。
しかし、撃たなければ次のターンに1マナ2点火力以上orヴィレンシアーノを引ければ勝ち、鎖回しでも一気に優勢な状況となります。
仮に次のドローが土地だとしても、相手が土地を引けばもう一度勝機が濃厚となります

この設定は実際のゲームであったことで、撃ち込まない選択肢を取りゲームに勝利しました。もちろん運も関わり、絶対の選択肢はありませんが、こんな風に勝率を高めるにはどうしたら良いか?を考えるのが大事という話です


白単
貴方はアグロデッキとして振る舞います。時間をかけるほど相手の盤面は強固になっていく為です。
大事な点としては
①相手のタフ1の軍団を鎖回しで処理
②蒸気族+火力をコンバットトリックの様に使う
③軍団の上陸裏返りを阻止
+‪α‬ インスタント火力をアダントの先兵に上手く使い、4点火力に変換

①はゲームの勝敗に直結し、横並びのクリーチャーを鎖回しで処理出来れば勝ち、ロクソドンでカウンターをのせられたら負けがこのゲームです。

②に関しては、基本的に4/4の蒸気族はサイズ負けしない為、ブロックして貰った後にサイズを上げたり、複数ブロック相手に火力を撃ち込んでアドを取っていきます

+‪α‬についてはこんな感じです
f:id:youmoulove:20190222184616j:plain
この状況は、ショックにスタックで破壊不能を得ようとした先兵に狂信的扇動者×2を撃ち込み、残りのライフを魔術師の稲妻で削りきる画像です。
上手い人だとのってくれませんが、相手がこの様に動いてくれるとインスタント火力が全て4点へと変わる宇宙を味わえます。画像の場合はショック4枚分のアドです。
因みに本来はクリーチャーで攻撃、ブロック時に破壊不能を得ようとしたタイミングで始めるのが1番です。画像の試合では相手のライフがタップリあった為アダント破壊してから普通に殴ろう思ったら・・・って感じです。


青単
貴方はクロックパーミッションです。とはいえ余りにも遅いとジンやプテラマンダーが大きくなり殴り切られてしまいます。
基本的に火力はクリーチャーに当てます。相手のデッキのクリーチャーは19枚ほどで、執着的探訪、潜水といったクリーチャーが居ないと仕事をしないカードが存在します。
相手のデッキはクリーチャーが居ないと掘り進めるスピードも遅い為、クリーチャーを全部処理しそれらのカードを腐らせる事を意識します。

この試合においても鎖回しは最強のカードであり、本質の把握が数枚入っていても、呪文貫きや否認によって打ち消される火力呪文よりも信頼性が高いです。

狂信的扇動者は1t目以降はアタックしない方が強い事があります。2マナあれば詐欺師にブロックされる可能性があり(これはギトゥの溶岩走りにも言えますが)、狂信的扇動者が居る場合相手は1/1に執着的探訪を付けることが非常に難しくなります


スゥルタイミッドレンジ
貴方はアグロで攻めあるのみです。基本的に火力はクリーチャー除去様に取っておきたいです。

狂信的扇動者を殴らずにおくと枝渡り、レインジャーを焼けるのですが、殴った返しに出されたとしても成長したら火力で焼いて扇動者で殴れば2点以上となり、成長しなかったら扇動者で焼く択も取れる為基本的には殴った方がいいです


エスパーコントロール
貴方はアグロで攻めあるのみです。相手の土地がフルタップならば、多少ハンドがあっても実験の狂乱を唱えましょう。実験の狂乱は多少のハンドが気にならない程アドバンテージを与えてくれますし、どうせ屈辱で割られるのでそのうち手札からプレイ出来ます




今回はここまでです。bo1の選択肢として最も有力な赤単ですが、使ってみると想像より選択肢の多さに驚かされます。今回の内容を読まれた方の赤単の勝率、または赤単のゲームプランを理解して赤単相手の勝率が上がれば幸いです


質問や疑問、書いて欲しい事があればこの記事のコメントか下記のTwitterアカウント(リプライ、dmどちらでも可)までお願いします

https://mobile.twitter.com/WIXOSSAIYAI