紙オタクのオタク語り

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Mtgアリーナ bo1におけるデッキ考察

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。

アリーナではシーズン2のランキングが終わり、トップ8名がミシックチャンピオンシップへと招待されました。

私は最終日に1000位以内残留と一応トップ8を目指して走りましたが、トップ8どころか2桁も踏めず、負け越しが続いたので疲れて辞めてしまいました。

その時にbo1について色々考察や試行錯誤をしていたのでそれを語っていきたいと思います。





1.bo1の特色
2.bo1への適性



1.bo1の特色

Bo1の基本的な特徴はこちらの記事をご覧下さい。

www.youmoulove.work


その他として、bo1では初手の調整(初手を2パターン分作り、デッキの土地の比に近い方が初期手札となる)がある為、土地の枚数により土地の伸ばしやすさが明確に変わります。

詳しく知りたい方はこちらを参照下さい
http://kanimtg.hatenablog.jp/entry/2019/02/06/130116


簡単に言うと17/18枚で初期手札に土地1枚/3枚の確率が逆転、21/22で土地2枚/3枚の確率が逆転、25/26で土地2枚/4枚の確率が逆転します。


この為3ターン目が土地2でも動けば良い様なデッキは土地を切り詰めやすく、土地が3まで伸びれば大体戦えるデッキも24枚程積めばマリガンを殆どしなくて良くなります。


それに対し、コントロールの場合土地2でキープ出来ることはほぼ無い為、必然的に26枚以上積む必要が出てきます。


一般的にmtgではマナクリーチャー(タップでマナが出せるクリーチャー)や選択の様なかるいドロー呪文を2枚積むと土地1枚に相当していると言われます。


しかし、bo1では初手の操作が行われる為、これらのカードを積むことにより土地を削る事が難しいです。


対策として、タップインになるものの、進化する未開地は初手の土地枚数を確保しながら、マナフラッドを起こしづらいです。


またドミナリアに収録されているアンタップでタップインの特殊土地サイクルやオラーズカの峡門等も土地の枚数を確保しながらデッキパワーの低下を抑えやすいです。


また、マリガン後は手札の操作が行われない為、土地のマナフラッドやマナスクリューが(相対的に)起きやすいのも特徴です。


その為、余程酷い初期手札で無ければマリガンしないというのも1つの戦略だと考えられます。



2.bo1への適性

赤単、青単、白単

初手調整があるものの、それ以降は普通の確率で引く必要があり、初手の土地でも充分戦えるアグロは有力な選択肢です。
(相手も土地事故を起こしづらいですが、アグロよりマリガンしやすいことや追加の土地を引く必要がある為相対的に有利です)


試合時間が短い点やサイドボードによって(他のデッキと比べると)劇的な変化が無い点も含めてbo1向いています。


個別に見ると


赤単は実験の狂乱が土地の枚数を抑えられる点と噛み合っています。


白単は大量展開後に相手の全体除去に不敗の陣形を合わせることで、中速以降のほとんどの相手に勝つことが出来ます。

また、メインボードでは裏返った後の軍団の上陸に対する対策が殆ど無く、エスパーコンは裏返られると殆ど勝てなくなってしまいます。


青単もクリーチャーを展開後、相手の除去をカウンターで防いでいきます。

サイドボードが無い為、相手の除去の枚数が抑えられていたり、汎用性の高い重いものが採用されやすい点が噛み合っています。



スゥルタイミッドレンジ

個人的に環境デッキの中では1番bo1に噛み合っていないと感じます。


Bo1はアグロが多い環境な為、野茂み歩きは必須とも言えますが、野茂み歩きセットはコントロール相手にはとても弱いです。
(翡翠光のレインジャーは別ですが)


しかし、コントロールに強い殺戮の暴君はアグロ相手には余りにも無力です。


また、全体除去は基本的に終末のみですが、青単には打ち消されやすく、白単相手には後手だと撃つ前に殴り切られ、スピードが足りません。


これらの理由により、Bo3に置いては豊富なサイドボードによりとても強力なスゥルタイですが(実際シーズン2のトップ8にもスゥルタイをbo3で使っていた人が居ます)bo1では他のデッキを使う事が良い選択に思われます
(デッキパワーは高い為、相手がもたつくようなら基本的に勝てますがそれは他のデッキにも言えます
)


エスパーコントロール


コントロールでは良い選択肢の1つだと思います。
しかしながら、サイドボードが存在しない為にアグロorコントロールのどちらかにある程度寄せる必要があります。


サイドボードの柔軟性が無いものの、テフェリーは強力で相手を問わずに活躍し、奥義によって勝つ事が可能です。


またbo1ではスゥルタイにかなり有利が着くのも魅力です。


イゼットドレイク

ミッドレンジとしては適性が高めだと思われます。


基本的にアグロ対策に喪心よりも渇望の時が優先され、メインからライラ採用が少ない事が追い風です。


サイドボードが無い為、二ヴ=ミゼットやラルをメインから投入するorしないによりコントロールへの相性がかなり変わります。


個人的にはミゼットは赤単や青単へは出す事が出来ればかなり刺さる為積む派です。
ラルは環境次第ですかね?



イゼットフェニックス


イゼットドレイクと違いこちらは適性が低めです。


このデッキの魅力としてメインではクリーチャーデッキ相手に強めで、サイドボード後に呟く神秘家、標の稲妻、幻惑の旋律で対クリーチャー、打ち消しを入れて対コントロール特化とサイドボードによる恩恵が大きいデッキの為です。



門デッキ


基本的にコントロール型、ビートダウン型どちらでもエスパーコンに不利であり、余り適性は高くないです。


しかし、不滅の太陽が入っている場合、エスパー側が場に出たこのカードを処理する事は殆ど不可能です。
その為、bo1で門デッキを使うなら不滅の太陽はほぼ必須と考えています。



ラクドスアグロ、ミッドレンジ


基本的に適性が低いです。アグロが多い環境では遅い赤単のようになってしまい、サイドボードによる選択肢の広さが生かせません。





今回はここまでです。
新しく始まったシーズン3におけるデッキ選択の目安になれば幸いです。





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