紙オタクのオタク語り

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至高のネクサスを求めて~バントネクサス~

みなさんこんにちは、アイヤイヤーです。


シミックネクサスでグルールとの相性を改善するのはほぼ不可能という結論に到達した為、色を足して3cにする方向で模索してみました。

3cと言えばやはりバントのイメージが強く、2ローテーション前のバントネクサスは全体除去や«根の罠»で耐えて、«ドミナリアの英雄、テフェリー»でドローしながら«運命の絆»を唱えていたのが思い出されます。


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サンプル1:画像フォルダに保存されてたバントネクサス


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サンプル2:自作したリスト メインの空白は«精神石»、サイドの空白は«ニクス毛の牡羊»と«翻弄する魔道士»です




1.バントネクサスの利点
2.サンプル1解説
3.実際に回してみると…
4.サンプル2解説
5.対面相性






1.バントネクサスの利点

バントネクサスの利点は主に2つあり、

①«空の粉砕»、«残骸の漂着»の様な全体除去が使える

②インスタントアクションを縛れる«時を解す者、テフェリー»が使える


の2つです。


その他としては«ニクス毛の牡羊»、«翻弄する魔道士»、«ドビンの拒否権»を採用することが出来ます。





2.サンプル1解説


いつ保存したかは覚えていないですが、画像フォルダに保存されていた為恐らく3桁前半以上の順位のものだと思います。

パッと見た瞬間にマナベースが理解不能でブチギレました。
粉砕と漂着が合わせて6枚あり、3~4t目の白2マナの捻出が必須であるのに白マナソースが14しかなく、これでは2tに拒否権を構えられるかすら怪しいです。

因みに青マナソースが20と過多で、城を青と白合わせて4枚取っている為、緑マナソースも不足気味の12です。

マナ加速としては«成長のらせん»4、«自然の怒りのタイタン、ウーロ»2のみで、«精神石»は採用されていません。

サイドプランは主に生物を増す構成ですが、«世界を揺るがす者、ニッサ»が何に強いかはよく分かりません。
ミラーなら«荒野の再生»に触れる«厚かましい借り手»の方が強く、テフェリー入りコントロールには«変容するケラトプス»や«探索する獣»の方が優れている為です。
漂着は確かに砕骨や獣で無効にされないものの、タイミング故に呪文砕きで無効にされてしまいます。


と軽く見ただけで欠点しか見つからないですが、このリストはそこそこの結果を出している訳で、使ってみなければ分からない可能性(ex.野獣で耐えて全体除去が強い可能性等)がある為、とりあえずこのまま使用しました。





3.実際に回してみると…

とにかく弱かったですし、グルール相手の相性もほとんど改善されていませんでした。


まず、«精神石»が採用されていない為、グルール相手では後手を取るとらせん+漂着or粉砕を引かないとどうにもならないゲームが非常に多かったです。

ウーロでは役に立たないのは以前に書いた記事の通りです。

野獣は一見1t、3tにブロッカーを立てれて有効に見えますが、後手では相手の2t先行«炎樹族の使者»を絡めた動きで押し切られてしまいますし、エンバレスを装備した生物は止められません。
また、物語面を1tに唱えるには基本的にショックインするしかなく、せっかく1/1を立ててもライフ的には得をしていません。

テフェリーはグルール相手には炎樹族による横展開や速攻持ちの多さからほぼ意味を成さず、コントロール相手には自分より相手のテフェリーが強い為(こちらは勝ち筋を阻害される為)、打ち消しの方が強く感じます。唯一、ミラーでなら強いです。

拒否権は案の定マナが出ない事があり、テフェリーが着地し、手札の中で腐っていました。





4.サンプル2解説


そんな訳で、コンボを阻害するカードの枚数を削り、«精神石»を入れたサンプル2が出来上がりました。

マナベースとしては青17白16緑15です。

拒否権は相変わらずマナベース的に厳しい為、確実に唱えられ、«精神石»との相性が良い«否認»にしました。

サイドではテスト用に牡羊と翻弄する魔道士を採用しています。

牡羊はアグロに対するブロッカー枠で、野獣とおなじタフネスを持ちながら1マナ軽く、毎ターンのゲインが付いており、浮いたマナを有効活用して立てやすいです。

翻弄する魔道士はコントロールやバント«死者の原野»へ対するサイドボードで、テフェリーを指定することでサイド後除去の薄い相手へ効果的なのでは?という発送からです。


実際に回してみると可もなく不可もなくといった感じで、グルールに対しては気持ち有利になった程度に感じました。

そもそも、バントにするデメリットとして、土地がタップインする可能性の増加、ショックインによるライフ減少、«爆発域»が使用不能、コンボに関係ない札が増えてコンボが途切れやすい等がある為、メリットとデメリットがほぼ変わらない様な印象です。





5.対面相性

グルールには多少有利になり、それ以外ビートダウンデッキには本当に少しだけ有利になり、ビートダウンでは無いデッキには多少不利になった印象です。


マッチング次第ですが、シミックネクサスに比べると総合的な勝率は落ちると思います。







今回はここまでです。

色を足せば簡単に勝てる様になる訳ではないことは分かっていた為、まあそうだよなぁ…という感じでした。

また、3cにすると4マナ域が全体除去+荒野の再生+見識+タミヨウと枚数が非常に多くなり、動きがもっさりするイメージであまり好きになれませんでした。


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