紙オタクのオタク語り

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究極のシミックネクサス ヒストリック

みなさんこんにちは、アイヤイヤーです。


今回はヒストリックのシミックネクサスについて語っていきます。

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今季の最終的な構築での勝率は68%で、untappedが落ちていて3-1記録されてなかったり、グルール対面の下ブレが酷く、不利マッチとは言え0-7してることを考慮しても、70%といったところだと思います。

勝率70%で究極とはこれ如何に?といった感じですが、グルールとのマッチアップを劇的に覆すカードやプランが見つからないので、これが今のシミックネクサスの限界と考えています。



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サンプル1:最終的なリスト

サンプル2のリストについても同じですが、空白の3枚が«精神石»、2枚が«孤立した砂州»です。


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サンプル2:ダメもとで試したらダメだったリスト





1.ヒストリックにおけるシミックネクサスとは?
2.新規カードについて
3.リスト解説
4.対面相性







1.ヒストリックにおけるシミックネクサスとは?

今までに何度も書いている為、以下の過去の記事をご参照下さい。



www.youmoulove.work

www.youmoulove.work


シミックネクサス大全inヒストリック

https://note.com/youmoulove/n/n79cf800f3b49





2.新規カードについて

テーロス還魂記、及びヒストリックアンソロジー2での強化、及び使われると致命的なカードです。

テーロス還魂記

強化

«タッサの介入»

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«抽象からの抽出»と«薬術士の眼識»と3マナカウンターを足して3で割ったカードです。
カウンター持ち相手の相手エンド時«薬術士の眼識»、«伝承の収集者、タミヨウ»で墓地に落として~が出来ない点で«薬術士の眼識»に劣りますが、普通に手打ちする分にはそれが気にならない程強力です。
«時を解す者、テフェリー»を打ち消せないカウンターは入れれない宗教の身なので、腐らない3マナカウンターは有難いです。
また、ドローでない為«覆いを割く者、ナーセット»もケアできます。



«自然の怒りのタイタン、ウーロ»

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強いと思わせてそこまで強くないです。
複数積んでるネクサスデッキを見かけますが、特に相性が改善されるマッチアップが存在しません。(気持ち程度に赤単?)
ハンデスとかには強くなりますが、そもそも«伝承の収集者、タミヨウ»や«アズカンタの探索»でハンデスには強いです。
ヒストリックの環境について行くには†遅すぎ†ました。


ヒストリックアンソロジー2

強化

«孤立した砂州»(サイクリングランドサイクル)

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占術土地との選択になりますが、後半にドロースペルから引いた時に直ぐにドローに変換出来るこちら優先です。
後1マナでサイクリング出来る為、«アズカンタの探索»や«自然の怒りのタイタン、ウーロ»に気持ち程度貢献します。


致命的

サリア、翻弄する魔道士

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青白人間やエスパーヒーロー辺りが使用してきます。
出されるとかなり辛いですが、フォグ系で誤魔化したり、«爆発域»や«些細な盗み»から対処、無限ターンで今のところ全て勝てます。

対戦相手が露骨にネクサスを意識した構築だったり、マッチアップの要点をちゃんと理解していればかなり厳しくなると思います。

翻弄する魔道士出てきそうな対面には、«森»から入ることでグルール読みで宣言スカらせるテクニックがあります。


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致命的とまではいきませんが、魂標のランタンも割と厄介です。
ヒストリックで使われるまで、タップ追放出来るのは1枚だけだと思ってました。





3.リスト解説

サンプル1

エルドレイン環境からの変更は8枚で、

メイン
«根の罠»→«不快な冷気»
«覆いを割く者、ナーセット»→«自然の怒りのタイタン、ウーロ»
«抽象からの抽出»、«薬術士の眼識»→«タッサの介入»2
«神秘の神殿»2→«孤立した砂州»2
サイド
«変容するケラトプス»2→«探索する獣»2

です。


変更理由としては、«根の罠»は無効にされるグルールを意識、«抽象からの抽出»と«薬術士の眼識»は役割が似ており、柔軟性に優れた«タッサの介入»へ変更、«孤立した砂州»は先程書いた通り、«変容するケラトプス»はバント«死者の原野»やエスパーヒーローを意識しての変更です。
«変容するケラトプス»の変更は、«神秘の神殿»が減り、4~5tに緑トリプルシンボルをやや捻出しづらいことや、白い対処カードが増えたことも考慮しています。


«覆いを割く者、ナーセット»、«自然の怒りのタイタン、ウーロ»は共に自由枠で、4マナ以下でアドバンテージを失わない枠ならなんでも良いと思います。



サンプル2

«自然の怒りのタイタン、ウーロ»を見た時点で、各マッチアップへの相性を改善出来るカードでは無いことは分かっていましたが、対面したほぼ全てのネクサスデッキが複数枚採用しており、もしかして«自然の怒りのタイタン、ウーロ»を軸にすれば…???と考えて試してみたのがこのリストです。


結果は既に書いてありますが、やはりダメで、4~5tキルが横行する環境で、3tに3点ゲイン追加セットランド良いですか?5~6tに4マナでブロッカー立てて3点ゲインしてるようでは勝てませんでした。

ならコントロールには強いのか?と言えば、コントロールが使う最も致命的なカードである、«時を解す者、テフェリー»を倒せません。


因みにミラーでも«厚かましい借り手»に劣りますし、相手が後手で複数枚入れていようものならもはやボーナスゲームです。






4.対面相性

シミックネクサスにとって対面のデッキは4つに分類されます。

①グルール(恐竜を含まない)

②赤単、エスパーヒーロー

③«時を解す者、テフェリー»入りのデッキ

④その他



①は3:7位でガン不利です。
相手下ブレorこっち上ブレorこっち先手から2つくらいないと勝てない印象です。
普通に1234と動かれて負ける時もあれば、«燃え殻»を2枚貼られても勝てる時もあるので、とりあえず諦めずにプレイします。



②は5分です。先手が有利になります。


③は«時を解す者、テフェリー»に気をつけて立ち回れば、概ね勝てます。


④はほぼ勝てます。養分です。


今季から使用が解禁された«死者の原野»ですが、«死者の原野»デッキは③or④なのでシミックネクサス的には嬉しいです。
特に、バントよりも見かけるスゥルタイ«死者の原野»は本当にボーナスゲームです。











今回はここまでです。

エルドレイン環境の時の禁止改定から言っていますが、炎樹族の使者があまりにも強すぎ、グルールが絶対強者なメタゲームとなっているので、次の改定で禁止されない限りヒストリックの環境は大きく変わらなさそうです。

立ち位置的にネクサスは勝ち組ではありませんが、ヒストリックアンソロジーでの冷遇やパイオニアでの禁止理由を考えれば、もしかすると«運命の絆»のクビも危ういのかもしれません。



https://note.com/youmoulove/n/n79cf800f3b49

この記事で、ヒストリックのシミックネクサスについてカードの採用理由、サイドボード、サイドボードプランについて詳しく説明しています。
無料の冒頭部分だけでもそこそこボリュームがあるので、読んで頂ければ幸いです



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