みなさんこんにちは、アイヤイヤーです。
今回は先月末から使い始め、1月ミシック帯~2月プラチナで勝率81%を出しているティムール再生について語っていきます。
先月のランキングですが、順位メールが来ないので多分1200位より下だと思います。
10、12月のランキングで権利を獲得しており、徹夜でやったプレゼンの疲れから1100位で寝落ちしてしまいました。
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1.デッキコンセプト
2.新規カード
3.カード選択
4.リスト解説
1.デッキコンセプト
デッキ名にもなっている、«荒野の再生»を貼り、使えるマナを倍にして発破X=20
青緑ベースの再生デッキに、赤をタッチして除去、フィニッシャーの発展/発破を加えたデッキです。
エルドレイン環境でも存在していましたが、優れたデッキとまではいかず、環境の中でも下の方位の立ち位置でした。
しかし、次に紹介するテーロスの新規カードによって大幅に強化されました。
2.新規カード
海の神のお告げ
テーロス還魂記で1番強いコモンです。
選択より1マナ重くなっているのは無視出来ませんが、占術が1増え、サクることで占術2と圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
このデッキでは荒野の再生を貼れれば、溢れる程のマナが出る為、有効札を探しに行けますし、荒野の再生が貼れてないなら、インスタントタイミングで探しに行けるのは便利です。
タッサの介入
テーロス還魂記で1番強いレアです。
メインから無理なく入る打ち消しであり、3マナからほぼ確定カウンターとして、4マナからインスタント2ドローして機能します。
ドローではなく、手札に加えるの為、フィニッシャーを探しに行ったり、ナーセットが居ても引けたりととんでもないです。
このカードの存在により、«荒野の再生»デッキで抽象からの抽出を使うことが恐らく無くなりました。
嵐の怒り
The 赤いラス
白を含む色ならラスが存在し、黒を含む色なら煤の儀式や虐殺少女が存在した為、白も黒も含まないティムールカラーの為に作られたようなカードです(?)。
Pwも含め4点とダメージが大きく、ティムール再生にクリティカルになりやすいケラトプスやテフェリーを吹き飛ばすことが出来ます。
相手がニッサを出したターンの終わりに借り手→返しに殴ってからのこれで一掃はよくやるムーヴです。
ウーロ
還魂記の目玉神話の1枚。
普通に唱えても出せない代償に、繰り返し使いまわせる6/6で、ライフゲインとドローをさせてくれます。
ライフを攻めてくる相手に対する明確なゴールであり、カウンターを用いる相手にも繰り返し使えるフィニッシャーです。
アドバンテージは失わないものの、バウンスで大きくテンポを削がれるのが難点です。
脱出時に霊気の疾風を当てられると泣きたくなります。
3.カード選択
現在のティムール再生は、非生物呪文に関しては概ね代わり映えしないものの、生物呪文は選択がやや別れ気味です。
メイン
厚かましい借り手
生物面は3/3/1飛行瞬足でアタッカーとして優れ、
物語面は2マナバウンスと非常に優秀です。
バウンスは現環境では払拭の光、巨人、エンバレスの装備先、工作員で奪われたパーマネントと有効に働く相手が多く、少なくとも3枚以上は採用したいカードです。
既に場に出ているパーマネントも、物語バウンス→タッサの介入で対処出来るのが大きいです。
ウーロ
強いものの、脱出コスト分の墓地を肥やすのに時間がかかります。
アグロ相手に複数枚引いても、ソーサリータイミングで不確定ランパン3ゲインは悠長な場合が多いです。
以前からTwitterで言っていますが、理想の枚数は2.2枚位なイメージ。
2枚引きたくないので2枚に採用を抑えるのが無難だと思います。
特に、選択を減らし、海の神のお告げを増やした構成では、お告げを墓地に落とすのに3マナがかかる為、ウーロを脱出速度が更に落ちるので、そこを意識して構築する必要があります。
ガドヴィック、ミゼット、混成体
それぞれ一長一短で、コントロール相手にはミゼット、ビートダウンにはガドヴィック、対面をあまり選ばない混成体といったイメージです。
この3枚の中ならガドヴィックが1番強いと感じている為、ガドヴィックを2枚採用し、ウーロを減らした分の1枠にお試しで混成体を採用しているのが今のリストです。
混成体は良くも悪くもなく、多分もっと良い選択肢があると思います。
ガドヴィックは打ち消されるとドロー出来ない点、ミゼットは6マナと重く色拘束が非常にキツい点、混成体はドロー効率が悪く、6マナ以上でなければコスパが非常に悪いのが欠点です。
また、ミゼットを採用するなら海の神のお告げではなく、選択を採用した方が良さそうかな?と思います。
サイド
夜群れの伏兵
サイドの生物枠の最有力カードです。
荒野の再生とも非常に相性が良く、アグロとコントロールどちらに対しても十分な圧力をかけることが出来ます。
重ね引きすれば、ロード能力により圧倒的な盤面を作れるのも評価が高いです。
荒野の再生の返しに唱えることで、隙を減らせるのが1番の魅力です。
変容するケラトプス
荒野の再生が苦手とする、テフェリーを擁するデッキに強いのが最大の魅力でしたが、メレディス誕生、払拭の光、空の粉砕、エルズペス死に打ち克つの存在から、評価が下がりました。
混成体
特にデッキタイプを変えられる訳では無いので、サイドにわざわざ枠を取る生物ではないと思います。
アグロに入れるには遅いし、コントロールに入れるのは隙が大きい印象。
4.リスト解説
必須カードは4!って感じのリストです。
嵐の怒りをメイン3、サイドに1にしているリストもありますが、赤単相手はこのカードを引けるかどうかで勝敗が決まる為、メインに4枚一択です。
サイドは必須の夜群れ、論争を4枚ずつ取り、追加の打ち消しとして否認2枚、除去に乱闘1、竜火2、霊気の疾風2です。
青白コンやシミックランプの存在から、論争はサイドに4枚取り得なカードです。
乱闘の枠は以前は5枚目の全体除去である、炎の一掃でしたが、赤単相手の後手では遅く、アナックスを吹き飛ばせず、取り巻きが1/1トークンに変わるだけの為、トーブランやアナックスに触れ、1t後手から動ける乱闘にしました。
竜火は赤単以外にも友好な、軽い除去の枚数を確保する為です。
アナックス、灰のフェニックスを追放出来るのが心強いです。
今回はここまでです。
ティムール再生は、赤単やグルールの様な速攻がキツイ為、ある程度対策が必要ですが、デッキパワーが非常に高く、回してい楽しいです。
ティムール再生のサイドに魔術遠眼鏡を採用しているリストを見かけますが、アレって何を指定するんでしょうかね?
2マナとはいえソーサリータイミングですし、特に指定したいカードも思い浮かびません。
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