紙オタクのオタク語り

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誰でもなれるミシックランク! ミシック常連が語る

みなさんこんにちは、アイヤイヤーです。

今回はmtgアリーナを初めてそこそこカードが揃ってきたからランクマッチを始めるという方に向けての記事です。
あなたも今日からランクマッチを初めてミシック(最高ランク)を目指しましょう
一応シーズン1、2共にミシックランクに到達していて、今期は400~500位にいます。そのうちしっかりランクマもやりたいです。



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↑も併せてお読み頂くとよりミシックランクへの近道となります


1.アリーナにおけるbo1(1本勝負)ランクマッチの特徴
2.各ランク帯におけるデッキの傾向
3.環境デッキ
4.環境で意識するべきカード
5.アリーナにおける特殊なカード達







1.アリーナにおけるbo1(1本勝負)ランクマッチの特徴

アリーナのメインとなるランクマッチはbo1(多分)。そのbo1ですが、普通のサイド込みのマジックとはかなり異なります。

特徴は大きくわけて3つです

①サイドボードが無い1本勝負
これにより75枚のデッキではなく、60枚のデッキになる為柔軟性が下がります。
これにより環境ギリギリ程度のメタの隙間を着いたようなデッキが成立しづらく、基本的にはアグロととにかくカードパワーの高いミッドレンジ、コントロールが殆どです。
また基本的に先行が有利であり、サイド後の対策もない為先行で押し切られて負けが起きやすいです。

②制限時間が持ち時間制ではない
これにより荒野の再生やターンを跨がないループがかなり厳しくなっています。決着するターンだけならば、それまでに貯めた時間で足りなくもないですが、毎ターンは無理です。

③勝率が6割あれば良い
ランクマッチではミシック到達までは勝ち越していればランクは上がっていきます。ゴールドまでは1勝で+2、それ以降は+1で負けるとマイナス1です(ゴールド以下に関しては少し記憶が曖昧ですが)。その為特定のデッキが6割を占めている環境ならば、そのデッキに勝てるデッキを組めばランクが上がります。
実際私もシーズン1では赤単、白単には9割勝てるけどその他には1~2割しか勝てないようなデッキを組んでミシックに到達しました。
余りにも今いるランク帯で特定のデッキに当たるようならば、そのデッキにはほぼ確実に勝てるデッキを組むのも手です


2.各ランク帯におけるデッキの傾向
結論から言うと上に行くほど環境デッキが多くなり、アグロデッキの割合が増えます。
またシルバー位まではカードが揃っていない人が多く、緑系ストンピィと赤、白系ビートダウンが大半です。
各ランク帯事で表すと

シルバーまで
基本的には相手は素直なビートダウン。黒をメインとした2~3色のコントロールデッキに黄金の死、肉技場の叫び、渇望の時、喪心、最古再誕(あるならばレアの煤の儀式やヴラスカの侮辱)を入れて、相手の手札や場が減ってきたらフィニッシャーを投げるだけで勝てると思います。
特に最古再誕は1枚で3枚分のアドバンテージを稼げるので強力です。
オススメの色の組み合わせはカウンターやドローが出来る青、エンチャントやアーティファクトが割れてマナ加速も出来る緑、アーティファクトやエンチャントが割れて除去もある白です。
レアがありならばフィニッシャーとして青黒の正気泥棒、全体除去として白系のケイヤの怒りと浄化の輝きがあります。

ゴールド帯
そろそろ周りもある程度形のあるデッキを組み始めます。この辺りからは環境デッキを意識し始めた方がいいでしょう。
基本的には環境デッキがあれば簡単に抜けれますが、デッキの種類が全ランク帯の中で一番多い(体感)のでなるべく受けに回るよりはアグロ、単純にカードパワーと多様性が広いシミックの様なミッドレンジ等こちらから仕掛けるデッキがオススメです

プラチナ、ダイアモンド帯
いよいよミシックランクが見えてきました。プラチナ帯以降は基本的には環境デッキが8割以上を占めます。プラチナ帯よりはダイアモンド帯の方がアグロデッキの割合が多くなります。
基本的にプラチナ帯はアグロ、コントロール、ミッドレンジが同じ位の割合ですが、ダイアモンド帯だとアグロ≫コントロール>ミッドレンジという割合になります。
ラヴニカの献身シーズンで言うならば赤単、エスパーコントロールが大半で、少し下にスゥルタイミッドレンジ、イゼットドレイク、白単、青単と続きます。使用率は低いもののラクドスミッドレンジもシェアを伸ばしてきているように感じます。


3.環境デッキ
主観であり、bo1に限ります。また3色コントロールデッキは内2色のものを含めます。

tier1
赤単、エスパーコントロール、スゥルタイミッドレンジ

tier2
イゼットドレイク、青単、ラクドスミッドレンジ、ジェスカイコントロール

tier3
門コントロール、白単、アブザンミッドレンジ、セレズニアミッドレンジ、グリクシスミッドレンジ、グリクシスコントロール、緑単

です。ここにないデッキは基本的には有象無象です。tier1~2までが主な環境デッキで、tier3はデッキパワーは高いもののあまり見かけないデッキ達です。

4.環境で意識するべきカード
基本的には全体除去と打ち消し、インスタントタイミングのカードです

全体除去
ケイヤの怒り(4マナ)、浄化の光(5マナ)
確定全体除去。

残骸の漂着(4マナ)
インスタントタイミング、殴っているクリーチャー全体追放。

追放
イクサランの束縛(4マナ)、議事会の裁き(4マナ)
土地以外のパーマネント追放。束縛は追放したカードと同名の呪文を手札から唱えられない。裁きのはタップしたクリーチャーの数だけ軽くなる。

封じ込め(2マナ)
インスタント、タップ状態のクリーチャー。

打ち消し

3マナ確定打ち消し

否認(2マナ)
クリーチャー以外を確定で打ち消し

本質の散乱(2マナ)
クリーチャーを確定打ち消し

本質の把握(2マナ)
クリーチャーを確定打ち消し、クリーチャー1帯に1/1カウンターを置ける

軽蔑的な一撃(2マナ)
4マナ以上を確定打ち消し

呪文貫き(1マナ)
クリーチャー以外、2マナ払わないと打ち消し

中略(1+xマナ)
X払わないと打ち消し、追放

インスタント
潜水(1マナ)
クリーチャーを0/3修正、呪禁付与

薬剤師の見識(4マナ)
2ドロー、再活


全体除去

黄金の死(3マナ)、肉技場の叫び(3マナ)
全体2/2マイナス修正、黄金の死は昇殿で相手のみ、肉技場はこのターン死んだクリーチャーは追放

煤の儀式(4マナ)
3マナ以下破壊

インスタント除去
ヴラスカの侮辱(4マナ)
クリーチャー、pw追放、2点回復

喪心(2マナ)
伝説でないクリーチャー

渇望の時(2マナ)
2/2のマイナス、2点回復

菌類感染(1マナ)
1/1のマイナス、1/1トークン生成

インスタント火力
ショック(1マナ)
2点

稲妻の一撃(2マナ)
3点

魔術師の稲妻(3マナ)
3点、魔術師が居ると1マナ

危険因子(3マナ)
対戦相手は4点のダメージorこちらが3ドローを選ぶ、再活


特になし

混色

屈辱(白と黒、3マナ)
インスタント、クリーチャー、エンチャント、アーティファクト破壊

魔性(赤と黒、3マナ)
インスタント、クリーチャー、pw、アーティファクト破壊

上記のカードを意識することでアドバンテージの喪失が起こりづらくなります


5.アリーナにおける特殊なカード達
アリーナのbo1故強くなる特殊なカードです

イクサランの束縛、漂流自我
相手が対策しておらず、特定のカードによる勝利を狙うコントロールorコンボデッキならば何も出来ずに負けます。bo1故の勝ち筋が少ない事、サイドによって対策されないこと、60枚しか枠がない為にエンチャント破壊、打ち消しを入れづらい事が追い風です。しかし漂着自我は赤単相手等速い相手には腐りやすいのでメインに積む時はよく考えましょう

首謀者の取得
基本的にはサイドボードのカードを持ってくるだけのカードですが、bo1ではサイドボードを使用しない為、このカード用の15枚を作ることが出来ます。その上デッキ内からもサーチ出来るため、かなり動きに柔軟性が出来ます。
サイド用には上記のイクサランの束縛、漂流自我やネザール、クロミウム、ゼタルパ、殺戮の暴君の様なフィニッシャー、xマナを含むカード等状況が限られるものの強力なカードがオススメです。後はミラーリ予想はとりあえずアドバンテージを稼げます



今回はここまでです。
アリーナのランクマッチでミシックに到達出来ることを祈っております。
次の記事では用語の解説や環境デッキの大まかな内容を説明したいと思っております。



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