紙オタクのオタク語り

紙オタクがmtg、小説、映画、ゲームなどについてダラダラと書いていくブログです。

あっ!このサイドボード、「深い」! mtg 3/23追記

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。

今日はサイドボードについて語っていこうと思います。

追記3/23 2.と3.それぞれに追加しました。

とは言ってもサイドボードはとても奥が深く、プロですら意見が別れることもあります。

その為今回の記事はあくまで私の主観であり、100%正しい訳でない事を理解して読んで頂けると幸いです




1.そもそもサイドボードって?
2.指針としている記事
3.サイドボードに関する私の考え







1.そもそもサイドボードって?

今回の記事では構築におけるサイドボードに焦点を当てています。

サイドボードとは15迄のメインデッキとは異なるカード達でbo3(紙での一般的な試合)では1本目の後にメインとサイドから好きなカードを使ってデッキを再構築します。



このサイドボードはマジックを難しくしてる要因であり、面白くしている要因でもあり、相性を複雑化させている要因です。

サイドボードに関してある程度普遍的な方針はありますが、それらが通用しないデッキもあり、細かい所に関しては人によって様々です。


個人的に初心者がbo3をやる上で1番つまづきやすい要因だと思っており、実際に私も初心者の時(というか今でも)頭を悩まされています。


今回の記事では読んでいる方にこういう考え方もあるのかと選択肢の1つになるような考え方を紹介していこうと思います。





2.指針としている記事

https://article.hareruyamtg.com/article/article_5446/

表面的なサイドボーディングの危険性と機会費用

https://article.hareruyamtg.com/article/article_3139/

プロプレイヤーの絶対感覚


この2つの記事をサイドボードを考える時の指針としています。

特に意識している点を2つの記事からまとめると

①サイドボード後でもまとまりのある60枚のデッキ

②メインのゲームプランに役立たない札は相手が的を出さなければマリガンしているに等しい

③対戦相手のサイドボーディングを予想したサイドボード

の3点です。

追記:3/23

https://mtg-jp.com/coverage/mfkyo19/article/0032207/

上の①に近い事が書いてあります。
またサイドボードがどれだけ難しいかをプラチナレベルプロが語っています。




3.サイドボードに関する私の考え

追記:3/23 ⑤を追記

私のサイドボード対する基本的な5つの考えは

①限定的過ぎる場面でしか強くないカード
②クリーチャー
③採用しても勝率が低い不利対面へのメタ
④受け身なカード
⑤マナベースに反している


以上のカードをサイドボードにあまり採用しないということです。


詳しく説明すると

①限定的過ぎる場面でしか強くないカード

このタイプの代表的なカードとして漂流自我があります。
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効果は強力で、対面によっては決まるだけでほぼ勝ちに等しい事もあるカードです。

私はこのカードが好きで良く1~2枚入れたりしますが、このカードはこれを唱える余裕のあるゆっくりとした対面に、盤面の脅威が無い状態で、唱える前にハンデスされず、唱えた時に打ち消されず、相手がそのカードをデッキから抜いていなく、このカードを唱えた分のディスアドを埋められる場面で強いカードです。


このタイプのカードは見返りが大きいものの、サイドインする対面が少なく、サイドボードによって勝ち筋が追加された事で効果が薄れやすい(場合によっては対象を全抜きされている)カードです。


その為あまりサイドボードに入れたくありません


また否認の様な強力なものの、対面を選ぶカードの場合1枚を軽蔑的な一撃と散らしたりします。

②クリーチャー

クリーチャーで勝つデッキがサイドボードにクリーチャーを入れているのは弱いと思っています。

それはこちらの勝ち筋がクリーチャーである以上、相手はサイドボード後にクリーチャー対策がよりキツくなる為です。


しかし、2つ例外があります。

①コントロールデッキがサイドボードからクリーチャーを入れてミッドレンジ寄りにする。

②殺戮の暴君、ライラ、人質取りの様な特定の対面に強烈に刺さるメタカードとしてのクリーチャー。

の場合です。
特にコントロールのクリーチャー追加はよく使われる手法ですが、対戦相手からすると何体、どんなクリーチャーが入るか分からず除去の残し方が難しくなります。



③採用しても勝率が低い対面へのメタ

とんでも無く相性が悪い対面へサイドボードを何枚も割いて勝率が5%上がるとかなら、他の対面に割いて総合勝率を上げた方が有意義です。

割り切る事も大切です。



④受け身なカード

①にも似ていますが、打ち消しや除去を大量にサイドボーディングすると引きが噛み合わないと上手く機能せず、相手が土地事故で攻めるチャンスでも指を加えて見ているしかありません。

Mtgというゲームはどんなに対策しても事故が起きるものであり、その事故をしっかり拾えるかは勝率に深く関わっていると思います


またこのゲームでは受けに回り続けても勝つ事が出来ません。

そしてコントロールでも無い限り(時にコントロールでも)受ける方が不利な場合が多く、ゲームを無駄に引き伸ばすことはデメリットの方が強い大きいです。



⑤マナベースに反する

八十の記事を見ていたら思い出したので書きました。

サイドボード後(場合によってはメインボードすら)マナベースを無視しているデッキがあります。


確かにサイドボードには各対面へのマッチアップへの勝率を改善出来るカードを積みたいのは分かりますが、マナベースが崩れていては勝つ為のカードが唱えられなくて負けてしまいます。


プロのサイドボードをみれば土地が入っている居ることから分かるように、マナベースはサイドボード後とは言え疎かにして良いものではありません




またサイドボードに各対面へのカードを適正な枚数採用する事が大事です。

特定の対面をメタってサイドボードを沢山採用するも、枚数が多くて有効なカードを抜かざる負えないのは勿体ないですし、逆に対面に有効で無いカードがサイドボード後のデッキに残っているのは好ましくありません。








今回はここまでです。
サイドボードは本当に難しく、記事を書きながら自分でも再確認をしていました。
未熟な私が書いた記事ですが、少しでも読者の方の参考になれば嬉しいです





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