紙オタクのオタク語り

紙オタクがmtg、小説、映画、ゲームなどについてダラダラと書いていくブログです。

これからのはてなブログ、Noteの更新について

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。



今回は、今後のはてなブログとNoteの更新の方向について書きます。







今後のはてなブログ、Note更新の方向について


今後は、はてなブログ(以後はてブ)で新しい記事を書かず、全てNoteで書くことにします。

また、一部のはてブの記事はNoteにも移していこうと思います。






Noteのみの更新にする理由


私は、元々はてなブログを主体に更新しており、有料記事のみをNoteに…というスタイルを取っていました。



自分の中でのはてブ、Noteの記事の違いとして、クオリティ、他人に見せることを前提にしているという違いがありました。
いうなれば、はてブの記事はチラ裏に近いイメージでした。



しかし、社会人となった今は、はてブですらマトモに記事を書けておりません。
ましてや、クオリティ等を意識すれば、Noteを更新できる日など、一生こないかもしれません。



また、現状のネット上の活動において、大分Twitter(X)に体重を載せてることもあり、万一Twitterがサービス停止になった時の事を考えると、ブログコンテンツを書くプラットフォームを統一し、いざと言う時の避難場所にした方が良いと考えました。


その為、今後はNoteのみの更新という形式にします。

Noteとはてブという区切りは無くなった訳ですが、だからといってクオリティの低いチラ裏を量産しないよう、記事にする際はある程度気をつけていきます。





はてブを読んでくれた方々への感謝


はてブで初めてブログを書き始め主にWIXOSS→MTGへと題材を変えながら、その合間に映画やアニメの感想の記事を書いてきました。

決して読みやすくはないものも多かったですが、読者の方々のおかげで、累計6万5千ビューまで到達することが出来ました。

本当にありがとうございます。



今後は下記のNoteの方で読んでいただければ幸いです。



https://note.com/youmoulove





最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

Refind self :「いのり」は何者なのか?

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。


なんやなんかで社会人になり、最近はコンシューマーゲームをめっきりプレイしなくなっていました。
そんな自分がTwitterのTLで見かけた、「Refind self」というゲームをプレイし、ちゃんとクリア(3周)しました。

最近記事を書いてないので、いい機会かと思って筆を取った次第です。


本記事では、ゲームの感想、及びタイトルにもある「いのり」というキャラを考察していきます。







以下ネタバレ(3周まで)注意です。




1.ゲームの感想
2.「いのり」について







1.ゲームの感想について


ゲームのストーリー自体は面白いと思いますが、飛び抜けて良いという程ではありません。

ストーリーで好きな点としては、3周目の博士が評価表を見てでも良いからうつわを生き延びさせたい=過程はどうでもいいから、うつわが生き延びるという結果が欲しい!なのに対し、うつわが結果よりも過程を重視している点(100年後に何も知らない博士と生きることを本当の幸せでないと言っている)でしょうか?
(ここら辺は見返せないこともあって、間違いがあるかもしれません)


BGM、世界観は少し物悲しい感じで、EDの歌含めて良かったです。


システム面としては、よくあるいくつかの選択肢による性格診断ではなく、答えないや答えるまでの過程なんかも含めた診断だったり、その結果を他者と比較、他者の何割がその選択肢を選んだか?を知れるのが非常に斬新でした。

個人的には、本作はこのシステム面が素晴らしいと思います。





2.「いのり」について


本作の登場人物の1人である「いのり」ですが、物語の鍵を握る「羊」の管理者であり、毎週の最後に立ちはだかる「ラスボス」でもあります。


意味深な発言をすることもあり、謎が多いキャラです。
本記事では、この「いのり」について考察していこうと思います。


まず、「いのり」はほぼ間違いなくロボットです。

戦闘の際に、「説得する」コマンドを連打し、彼女の矛盾を指摘することで、論理の破綻を起こして行動不能になってしまいます。



では、「いのり」はただのロボットなのでしょうか?

私は、後述する理由から、彼女はEAIだと考えています。



ここで、一旦ゲームのストーリーを博士、及びプレイヤー視点で整理してみます。


まず、友達が欲しい博士がオリジナルのEAI(うつわ)を作りました。


その技術は模倣され、世の中にEAIが溢れました。


様々な理由からEAIは破棄されることとなり、博士はうつわの破棄を命じられます。


人類に嫌気がさした博士は、ナノマシンの散布により人類を根絶し、羊の中に自身のDNAを保存、ナノマシンが浄化された100年後に自身のクローンを作成し、うつわと共に生きる計画を立て、実行に移しました。


しかし、事前のシミュレーションでは何回やろうとうつわが羊を破壊してしまい、計画は頓挫してしまいます。

ここで、このシミュレーションの内数回を、私たち「プレイヤー」であり、記憶を失っている本作品の「主人公」が100年前のゲームという形で追体験します。


自身の死が迫っている博士は、計画の完璧な遂行を諦め、「プレイヤー」視点での3周目の最後にうつわから全ての思い出を消すのでした。



その後のタイトル画面にいる「管理型」の話から推測すると、恐らく「主人公」が100年後に目覚めた博士であると思われます。

ならば、計画は一定の成功をした訳であり、博士がうつわの思い出を消した後の話だと推測できます。
ならば、博士に面白い出を消され「うつわ」は、オリジナルのEAIはどうなってしまったのでしょうか?


私は、それこそが「いのり」だと考えています。

「羊」を守り、計画の遂行を絶対とする彼女には、博士との思い出はなく、命令だけが残っていました…。



もし「いのり」=「うつわ」なら、シミュレーション時に両者が共存しているのは矛盾していることになるのですが、「主人公」がプレイしているのはあくまでも100年前のゲームを通してのシミュレーションの追体験であり、実際の状況やシミュレーションとは少し違ったのかなと思っています。



ややこじつけ気味になってしまいましたが、「いのり」のポジションが他と比べて特殊なこともそう考えている理由です。



「いのり」について整理すると、
「ロボット」であり、博士の「クローン」を作る為のDNAを保存した「羊」を管理しています。


「ロボット」と「羊」に注目すると、
有名なSF小説である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が思い浮かびます。
本作の映画化作品である、「ブレードランナー」は誰しも名前を聞いたことがある程度に有名かと思います。



これらの作品は、人間とはなにか?人間とアンドロイド(レプリカント)との違いは?をテーマとした作品であり、人間や感情、人間らしさがキーワードとなるSFチックな本作との共通点が多いです。

人間とアンドロイドが平和な暮らしを求め、社会から逃亡しようとする点も一緒と言えるかもしれません。




次に「クローン」と「羊」に着目すると、
「クローン羊のドリー」が挙げられます。



ドリーは、世界初の哺乳類動物の体細胞クローンであるメスの羊であり、今日は教科書になっており、クローンの話をする上で語られる存在です。


SF世界や現実世界でのクローンについては、よく作られる側(作られたクローン視点)での倫理が問題となります。
クローンの元である博士は、自身のクローンである存在への思い出の書き込みを望んでいますが、クローン博士がそれを望むとは限りません。


「主人公」の記憶が無い=博士の記憶が書き込まれていない所を見るに、後付けの記憶では意味が無いことをうつわに説かれた博士は、自身の記憶を書き込まないことを選んだのでしょうか?
もしかしすると、全てを忘れた「いのり」(うつわ)と過去を知った「主人公」の物語はこれから始まるのかもしれません。



最後に、「いのり」と「羊」に注目すると、
キリスト教の「羊飼い」の概念が想像できます。



ややこじつけ気味かもしれませんが、「いのり」は間違いなく「祈り」であり、宗教や神といった要素と切り離せないものです。

まあ、神が居るとするならば、あのような悲劇の末に人類が根絶されることもなかったかもしれませんが。


私自身キリスト教にはあまり詳しくないのですが、インターネットで調べた感じでは、以下の言葉がしっくり来ました。


「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」
ヨハネによる福音書より


作中の「いのり」は、正しく命懸けで羊を守るそんざいです。

また、当時の羊飼いは蔑まれる職業(存在)であったらしく、「いのり」=「うつわ」=EAIだとするならば、この点でもしっくり来ます。






また、「管理型」(最初の画面や研究室地下にいるやつ)によれば、計画を知っているのは3人だけだそうで、うつわ、管理型の2人を除くと、残り1人になります。



博士という考え方もありますが、博士が既に死んでいる(シュミレーションの設定上)こと、無茶苦茶なお方が恐らく博士であることから、このもう1人が「いのり」ではないかと考えています。



以上が、私の「いのり」に対する考察でした。










本記事はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
良ければRT等で拡散して頂けると嬉しいです!

感想、質問等なにかあれば、コメントか下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。

@DeepSleepySheep

1週間で観た映像作品③(9/30-10/7)

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。




今週も観た映像作品をまとめていきます。

毎週金曜日に書いていたのですが、キリが悪いので毎週土曜日にすることにしました。
その関係で、今週は8日分です。



一応、ネタバレ注意です。




1.映画
パラノーマル・アクティビティ
セッション
ファイトクラブ
ローマの休日

2.アニメ
リコリス・リコイル
LISTENERS









1.映画


点数の付け方についてですが、作品としてのレベルの高さと好みは別なので、その2つの評価軸で点数をつけています。
作品としてのレベルの高さ(左)―好み(右)
の形で、それぞれ1~10の10段階評価で、合計20点満点です。

点数の対応するレベルとして

1:うんち
2:微妙
3:まあまあ
4:普通
5:良い
6:割と良い
7:かなり良い
8:泣くレベル
9:号泣レベル
10:神


となっています。

多分、他の人と比べると、基本的に評価厳しめだと思います。





パラノーマル・アクティビティ




2-1


よくあるホラーホームビデオ番組の映画版。

インパクトを出す為、衝撃的な絵面を求められるので仕方ないとは思いますが、ラストのシーンがリアルという建前をよりチープなものにしています。




セッション




7-8


めちゃくちゃ良かったです。

僕らのウォーゲームを押し出して、人生で5番目に好きな映画になりました。

あまりにも刺さったので、後で個別記事を書きます。




ファイトクラブ




4-2


結構期待していたのですが、予想外れでした。

印象としては、ブラッド・ピットトップガンといった感じです。

伏線がしっかりとあったり、ラスト30分での転だったりと良い点もありますが、テーマとしての貧困層の怒り、消費者社会や物質主義への批判がイマイチ共感できませんでした。

ストーリーや設定も、可もなく不可もなくといった感じです。




ローマの休日




2-2


アン→ジョーについては、世間知らずなお嬢様だし、初めての自由な外出でワガママ聞いてくれたで分かりますが、ジョー→アンが1日でそんなに惚れるのか?という疑問を感じました。

友人のアーヴィングが優し過ぎて、流石に聖人です。





2.アニメ


リコリス・リコイル



可もなく不可もなくといった感じです。

キャラクターに魅力はありますし、OPとEDも好きですが、ストーリーや設定があまく、矛盾が多い事も事実です。

個人的には、知り合いに勧めようとは思いませんし、もう1回観たいとも思いません。

世間の評価が結構高くて、自分との評価の乖離に驚いています。

やや毒のある言い方をすれば、OPとEDにお金かけて、綺麗な作画の美少女もので、ちょっと深そうな設定でそれっぽいストーリーにするのが、商業的には正解らしくて少し寂しいなと思います。




LISTENERS



ロックが元ネタで、ロックに詳しくない私でも、なんとなく分かる程度には元ネタに溢れています。

全体的にエウレカ感があり(10年前→サマーオブラブ、主人公と人ならざるヒロインのボーイミーツガール、機体に乗る)、前半はめちゃくちゃテンポが良いです。

途中からEDも各話毎に合わせたものになっているのが、オタク的には嬉しいです。

後半(特に10~12話辺り)がグダったり、ライバル役のニルが後半ほぼ活躍なかったり、音酔いの設定が活かしきれなかったりと残念な点もありますが、楽しんでみることが出来ました。










今回はここまでです。

今週は色々と忙しく、殆ど映画を見ることが出来なかったので反省しています。

また、レヴュースタァライトやセッションと、書きたい感想記事が溜まっているので、なるべく消化していきたいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

感想、質問等なにかあれば、コメントか下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。

@WIXOSSAIYAI

1週間で観た映像作品②(23-29)

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。




今週も観た映像作品をまとめていきます。



一応、ネタバレ注意です。




1.映画
七夜の願い星 ジラーチ
モンスターハンター
オールド
レヴュースタァライト ロンドロンドロンド
レヴュースタァライト 劇場版
整形水
怪物園
ポケットモンスター ココ
えんとつ町のプペル
デッド寿司




2.アニメ
HELLSING OVA













1.映画


点数の付け方についてですが、作品としてのレベルの高さと好みは別なので、その2つの評価軸で点数をつけています。
作品としてのレベルの高さ(左)―好み(右)
の形で、それぞれ1~10の10段階評価で、合計20点満点です。

点数の対応するレベルとして

1:うんち
2:微妙
3:まあまあ
4:普通
5:良い
6:割と良い
7:かなり良い
8:泣くレベル
9:号泣レベル
10:神


となっています。

多分、他の人と比べると、基本的に評価厳しめだと思います。




七夜の願い星 ジラーチ




4-3


マサトの存在により、サトシのお兄さんらしい面、タケシの保護者としての面が伺えます。

フライゴンがめちゃくちゃ活躍する映画です。
フライゴンが同期のボーマンダと並んでるだけで感動しました。

グラードンに関して、産まれるまでの経緯、容姿等からもののけ姫リスペクトを強く感じました。

因みに、ファウンスのモデルは桂林ではなく、武陵源みたいです。




モンスターハンター




3-2


ミラが異世界転移したら、モンスターハンターの世界だった件。

国連の軍人設定等は良かったと思います。
(最初から最後までモンハンだと、ゲームのOPみたいな感じの映画で良くなる為)

ラストが原作OPを意識し過ぎて、俺たちの戦いはこれからだ!になってたり、リオレウスの強さを見せつける為だけに現代に戻ってるのが残念でした。




オールド




6-5


時間の加速による急激な加齢で起こる変化について、単なる肉体的な老化にとどまらず、痴呆による幼児化、過去の記憶の美化や懐古、若さへの執着から来る恐怖等、精神的な面にも触れられてたのが良かったです。

全体的に、人間の醜さ、愚かさ、悪意等が非常に上手く描かれていると思います。

サンゴに関しては、特殊な磁場が完全に遮断されるんだから、サンゴ入る瞬間に気絶するのでは?って点だけが引っかかりました。




レヴュースタァライト ロンドロンドロンド




4-5


一度観た映画ですが、劇場版を観る為に再視聴。

各キャラVer再生産があるのは良い分、個別エピ無いのが物足りなく、アニメ版には勝てないなと再度思いました。

レヴューデュエットに関しては、Star DiamondよりもStar Divine(フィナーレ)派なので、ロンドロンドロンドでの変更が少し残念です。




レヴュースタァライト 劇場版




6-7


めちゃくちゃ良かったです。具体的には、好きな映画ベスト8~10に入る位です。

進路調査関連、各ペアのデュエット、セリフ選びが100点でした。

個別記事を後で書きます。




整形水




4-3


原作を読んだことがあり、映画を観た後に読み直したのですが、微妙な原作をしっかりとした1本の作品に仕上げられています。

原作に引きずられたラストになってしまい、B級オカルトホラー感が出てしまったのが残念です。




怪物園




4-3


見た目美人だけど、金目当てに結婚詐欺、毒殺しようとする女VS見た目奇形だけど、仲間意識(ムラ感あるけど)を持った人々のどちらが人間らしいか?というストーリーで、ありきたりではあるものの、絵面のインパクトで説得力があります。

基本的には、冒頭の説明が制作陣のいいたいことかな?と思います。




ポケットモンスター ココ




5-5


直近で観た水の都の護神、七夜の願い星と違い、明確にストーリーの軸、テーマがあって驚きました。

冒頭に、ポケットモンスター縮めてポケモン~が無いなと思ってたら、最後に本作バージョンにした上で持ってこられてて、100点!となりました。

しっかり盛り上がりだったり、感動的な場面があり、大人が観ても十分楽しめる出来だと思います。

想像以上に良かったので、最近のポケモン作品を他にも観ようかな?と思ってます。




えんとつ町のプペル




3-2


西野の作品として有名で、評判だとボロクソに言われてるのをよく聞きますが、作品単体としてみれば、一通り押さえるべきところを押さえた作品で、盛り上がりもあったりと見れない訳ではありません。

ただ、逆にこれといった見所もなく、ディストピアの外に世界はある系王道作品の劣化という感じです。

星が夢物語みたいになってて、お金が腐る世界で、銀行という概念すら無いだろうに、中央銀行という名前が悪の代名詞みたいに出てくるのは笑ってしまいました。

イデオロギーを盛り込むのはいいですが、もう少し作品に馴染ませて欲しいです…。




デッド寿司




1-2


主人公がデッド寿司への対抗策なのかと思いきや、松崎しげるのシャウトがデッド寿司の弱点なのは以外でした。というか、主人公ほぼ対人格闘しか活躍してない...。

口からご飯ボタボタこぼしたり、お色気シーンだったりで、全体的に絵面が汚いのが、見ていてキツかったです。

パワーワードが量産されるところは良かったです。






2.アニメ



HELLSING OVA




こういう感じのアニメ好きなんですが、50分前後×10本で、流石に長過ぎた感あります。

キャラとしては、ベタな感じてはあるものの無能な愛され者のペンウッド卿(故)、なんだかんだ人間味が捨てられないインテグラが好きです。

OVAとはいえ、結構な数を敵に回す様な作品なので、これが作れる日本は自由だなと思います。









今回はここまでです。
先週より多くの映像作品を観るとことができました。
夏アニメが終わったので、来週はリコリコ、よふかし辺りを見終えたいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

感想、質問等なにかあれば、コメントか下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。

@WIXOSSAIYAI

1週間で観た映像作品①(16~22)

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。



最近、ぐうたらで生産性の無い生活を送っていた為、これではいけないと考え、映像作品(主に映画)を意図的に観るようになりました。


Twitter感想を書きなぐってはいますが、せっかくなので週一でまとめて、その週に見た作品の簡単な感想、点数をつけていきたいと思います。


一応、ネタバレ注意です。




1.映画
竜とそばかすの姫
水の都の護神 ラティアスラティオス
すみっコぐらし 青い月夜とまほうのコ
禁じられた遊び
デストイレ
雨に唄えば
トップガン
海辺のエトランゼ

2.アニメ
かぐや様は告らせたい 3期
パリピ孔明








1.映画


点数の付け方についてですが、作品としてのレベルの高さと好みは別なので、その2つの評価軸で点数をつけていこうと思います。
作品としてのレベルの高さ(左)―好み(右)
の形で、それぞれ1~10の10段階評価で、合計20点満点です。

点数の対応するレベルとして

1:うんち
2:微妙
3:まあまあ
4:普通
5:良い
6:割と良い
7:かなり良い
8:泣くレベル
9:号泣レベル
10:神


って感じです。

多分、他の人と比べると、基本的に評価厳しめだと思います。



竜とそばかすの姫




3―2


本作の感想は下記の記事にまとめてあります。

youmoulove.hatenablog.com




水の都の護神 ラティアスラティオス




4―5


ヒロインとしてのラティアスが魅力的です。

最後のシーンは9割9分ラティアスだと思ってます。

流れ的にその方が自然ですし、部屋のワンシーンはミスリード誘いor絵を取ってるのはカノン本人で、ラティアスに渡すようにお願いした(お願いしてたからラティアスが持ち出した)と予想してます。




すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ




4―4


子供向け映画ですが、叶わない苦しさがあるとしても夢は大事という、結構深いテーマです。

監督が違う前作(とびだす絵本と秘密のコ)と違っており、個人的には前作のが好みでした。

BUMP OF CHICKENが好きなことと、世界観に合っているため、エンドロールのSmall worldが良かったです。




禁じられた遊び




3―1


観ていて非常に退屈でした。

禁じられた遊び=戦争って解釈が主流らしく、反戦映画らしいですが、個人的には禁じられた遊び=宗教や倫理的に外れた行いという印象を受けました。

異教徒であり価値観が異なるポーレットとの出会いで、敬虔な教徒のミシェルが外れた行いをするようになり、その天罰として仲を裂かれたのかなと思いました。

(学的なのもあると思いますが)ドレ家で唯一、祈りの言葉を諳んじれる敬虔なミシェルが、盗みや殺生を複数回行うようになり、ラストでは神に誓った約束を破ってでも、ポーレットを連れていかないように頼むシーン印象的です。

ある意味、愛が信仰、宗教に勝ったと言えます。




デストイレ




1―4


紛うことなき「クソ映画」です。

ホラーと言うよりは、デストイレと戦う人々のドキュメンタリーといった感じです。

ストーリーはペラペラ、使い回しが多い、道具が玩具だったり、エンドロールはパワポで作れそうと荒ばかりですが、逆にこれでも映画は作れる!って意味では面白かったです。

制作陣の自由な発想が素晴らしい。




雨に唄えば




6―7


ミュージカルシーンがたまに冗長ではありますが、70年前に作られたとは、にわかに信じ難い出来の映画です。

なんでも出来るスーパーマンな悪友のコズモ、真面目ながらお茶目な面もあるシンプソン社長が好きです。

冒頭にある話してることと、回想が全く違う嘘だらけのサクセスストーリーと同じ様に、サイレント映画であることを利用して、動作では愛を語りつつ口ではリナに悪態をついてるシーンが好きです。
ある意味、サイレント映画だからこそ出来るシーンですね。


好きな映画で言えば、トップ6~8位に入る作品です。




トップガン




3―2


Danger Zone、洋上のでの発艦シーン、トム・クルーズはカッコイイものの、ストーリーが陳腐でつまらないです。

迫力ある空戦シーンですが、ヘルメットをつけているためにキャラの名前、飛行機同士の位置関係等が分かりづらく、イマイチ楽しめませんでした。




海辺のエトランゼ




4―3



圧倒的な尺不足感、これに尽きます。

テーマ自体は良いのですが、駿→実央になる心情は分かりやすいとして、実央→駿になる心情だったり、桜子→駿になるエピソードがもう少し欲しかったです。

PG12ですが、挿入部が見えない以外ゴリゴリにセしており、これでPG12でいけるんだ·····と驚きました。




2.アニメ


アニメに関しては、最終話を見終えたものを書いてます。

基本は一気見することが多いですが、リアルタイムで観るか?まとめて観るか?で評価が変わることも有り得るので、点数は無しで感想だけです。



かぐや様は告らせたい 3期




原作を200話ちょい位まで読んでるため、展開は知ってたのですが、思ったより3期は進みませんでした。

とはいえ、告白が成功し、付き合うようになると物語としては1番大きな山を超えたのでないでしょうか?

基本ギャグですが、選挙や体育祭等、要所要所で重め&真面目な話が来るので、1本筋が通ってる感じがあり好きです。




パリピ孔明




原作を1巻しか読んでない為、ほぼ初見でした。

歌やラップ等の音楽が題材のため、音がつくアニメで観られて良かったです。

ラストの展開が予想しやすい感じではありましたが、綺麗にまとまって、そこそこ良かったです。






今回はここまでです。
結構な本数の映画を観たと思っていましたが、1週間で振り返ると思ったより少なくて驚きました。
来週は、もっと沢山観ようと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

感想、質問等なにかあれば、コメントか下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。

@WIXOSSAIYAI

竜とそばかすの姫の感想~(美女と野獣+サマーウォーズ)÷4~

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。



アマプラで、竜とそばかすの姫を観ました。

細田守監督の作品は主要なものは全部観ていますが、本作は面白くないなと感じました。
その理由が結構長くなるため、記事にしている次第です。


以下ネタバレを含むので、未視聴の方はご注意下さい。





1.良かった点
2.悪かった点
2.1.キャラクター
2.2.設定
2.3ストーリー
3.終わりに






1.良かった点


悪かった点が多いですが、もちろん良かった点、この映画の魅力と言える点もあります。

良かった点は2つです。

①映像(背景)が綺麗

②エンドロールへの入り方



①映像(背景)が綺麗
映像描写、特に背景描写が非常に素晴らしいです。

特に、人物が画面の大半を占めていない、引き気味のシーンでの背景は圧巻です。



②エンドロールの入り方
合唱クラブで歌うという形で、エンドロールとなります。

合唱クラブで歌う際には隅っこにいた鈴ですが、皆の中心となって歌っている姿が、本作の成長の証と言えます。



音楽も本作の魅力としてあげられることが多いですが、個人的には普通よりやや良い位の印象でした。





2.悪かった点


悪かった点としては、大別するとキャラクター、設定、ストーリーのそれぞれに問題があると思います。

細かい点まで含めると、あまりにも数が膨大になるため、特に気になった部分のみに絞っていきます。


2.1.キャラクター


キャラクターに関して、気になったのは

①主人公の性格

②友人達の舞台装置化

③竜の父


の3つです。


①主人公の性格


主人公は冒頭で母親を無くしており、それがトラウマとなって現実では満足に歌えなくなっています。

その関係で父親との仲も疎遠であり、親友であるヒロちゃんからも気を使われる事があります。


そんな、過去に痛みを抱えた主人公であり、マスコミまで行ったかはは分かりませんが、周囲の人々の好奇の視線に傷ついたことは間違いありません。

それにも関わらず、ほぼ初対面の頃から竜に正体を聞き、竜の正体を知ろうとヒロちゃんと行動します。


過去に他者によって、心を踏みにじられ、傷つけられた割に、他者の心に土足で踏み入るような印象を感じました。


特に、イェリネクさんと通話したりするシーンでは、あの時点では恋人を失ったばかりと思われるイェリネクに詰め寄るヒロちゃんに対して、前後のシーンで止めたり、咎めたりする描写が一切ないのが気になりました。


bellが人気なるまでの、なろう的な過程も含めて、鈴に共感することが難しくなりました。




②友人達の舞台装置化


合唱団、ペギスーなどにも言えますが、登場したキャラクターの深掘りがかなり少ないように感じられます。

例えば、初めて知君達と連絡を取るシーンでは、しのぶくんが鈴との思い出の場所である小学校に行くのは理解出来ますが、カミシンやルカちゃんのそう言えば·····、から同行する流れは、後のマンション場所を特定する為の進行上の都合に思われてなりません。


各キャラクターが、その人間性について深掘りされることなく、明らかにストーリー進行上の為に与えられた役割をこなしていく様が、主人公の性格と合わせて、ストーリーに共感することを難しくしているように感じました。




③竜の父


物語の終盤で、鈴は竜の父と対峙することになります。

一歩も引かない鈴の態度に気圧され、怖いものでも見たかのように逃げ出す竜の父ですが、この行動に違和感を感じました。


ストーリーの内容を考えれば、他の表面上心配する人々違い、兄弟に本当に向き合った、鈴の本物の強さに気圧されたと考えられます。

しかし、竜の父は、これまでに何度も周囲から注意を受けながらも、竜達に虐待を続けてきた人間な訳です。

そんな人物が、高校生のような小娘に怯むでしょうか?
仮に一時的に怯むことはあれど、一瞬でも怯んだ(鈴が正しいのでは無いか?と思った)ことを打ち消す為、怒りによって拳を振り下ろす方が自然に思われます。


ここで、我に返り自分の行動を反省し、怖いものを見たかのように逃げ出す人が、これまでのような振る舞いを行うでしょうか?





2.2.設定


設定に関しても

①技術水準

②強さの基準

ジャスティンが持つアンベイルする装備


の3つが特に気になりました。



①技術水準


Uは、視覚用デバイスを必要とせず、耳に装着するデバイススマホだけで肉体的ダメージまで反映と、明らかに今よりも未来の技術です。(少なくとも10年程度)


しかし、鈴の家、学校や街並みには現在と大きく異なる点が存在しません。


Uの技術について深掘りしていないとこもあり、Uという明らかに場面にそぐわない最先端技術が浮いているように思います。


Uはストーリーに根幹に関わるものであり、もっと丁寧に説明されるべきだったと思います。

正直、制作側がU内のストーリーを作るために、雑にUの設定を現代にぶち込んだように思えてなりません。



②強さの基準


本作では、強さの基準が曖昧になっています。

作品の内容的には、Uのボディシェアリングによる、内なる自分の思いや才能に依存する訳です。


言ってしまえば、実は〇〇だったでいいなら、なんでもアリになってしまう訳です。


作中でジャスティン率いるAsと竜の戦闘が度々あったり、竜の369-3-2という武術館での戦績の根拠がこれな訳ですが、竜に負けた人は基本的に竜より隠された才能が無いor抑圧された強い思いが無いとなる訳ですが、特に武術をやっている訳でも無い少年にしてはやり過ぎではないでしょうか?


本作の設定にするなら、もっと竜を弱くし、ある程度年相応、才能相応の強さにするべきだったと思います。




ジャスティンが持つアンベイルする装備


アンベイルする装備について、ジャスティンは創造主ボイシスのみが持つ権限と同じものと言っています。


では、なぜ多くのスポンサーが居るとはいえ、あくまで1Asにしか過ぎないジャスティンが所持しているのでしょうか?


これについて、本作では説明が全くありません。

明らかに1Asが持つには過ぎたるものであり、ジャスティンが有名Asである以上、ボイシスが認知していないというのも無理があります。


ボイシスはジャスティンの存在を知りながら、正義厨の様なその行動を容認しているということでしょうか?

それなら、Uの中に警察のような組織をボイシスが必要と無いと考えているのが矛盾しますが·····。







2.3.ストーリー


最後にストーリー関してですが、これは

①ストーリーの主軸となる竜の正体

についてのみです。



①ストーリーの主軸となる竜の正体


竜がライブ会場に突入していこう、竜は誰なのか?が主軸となって、ストーリーが進行していきます。


まず、主軸が鈴とその周りの話ではなく、竜の正体についてになってしまたのが、これまでに述べた周りのキャラの掘り下げの浅さの原因でもあります。


竜の正体についても、何らかしらの凄い人物で、そのスキルによって異常な強さを誇っていた!みたいなインパクトもありません。



竜のオリジンである恵についても、竜に関する情報を追っている際に知や父親と写っているシーンがあり、その前の知の意味シーンなセリフ(竜は僕のヒーロー)や竜に似た恵の姿から、なんとなく予想が出来てしまいます。


本作の視聴者の興味を引くべき竜の正体が、興味を引くのに足りなかったのかなと思います。









3.最後に


言ってしまえばではありますが、個人的には鈴の母親も結構自分勝手だったなと思います。

泳ぎに自信があるとはいえ、子供を持つ身でありながら、日常生活レベルを遥かに超える危険に身を晒すのは、決して褒められるべき行いではないと思います。、



今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

感想、質問等なにかあれば、コメントか下記のTwitterアカウントまでよろしくお願いします。

@WIXOSSAIYAI

ワンピース フィルムレッド 感想

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。


3年振りくらいに映画館に行き、ONEPIECE フィルムレッドを観て来ました。
公開されたばかりで、ネタバレになるといけないので、こうしてブログでオタク語りすることにしました。




1.ONEPIECEについての個人的な前提
2.感想











1.ONEPIECEについての個人的な前提


ONEPIECEに関しては、単行本が溜まったらまとめて読むスタイルで、ワノ国の2~3部(?)辺りで止まってます。

ONEPIECEの映画も、幼い頃に呪われた聖剣やオマツリ男爵と秘密の島を見たくらいで、ここ最近のは全然観ていません。

そんな、そこそこニワカなので、暖かい目で見て頂ければ、幸いです。


以下の感想では、ネタバレを含みます。













~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2.感想


トータルの感想としては、想像よりはかなり良く、わざわざ映画館来るほどではないけど、映画館で見たことは後悔しない位でした。

正直、斜に構え気味なオタクなので、ONEPIECEの映画という時点で、マイナス補正はかかってたので、結構評価高めです。


最終決戦までは、体感だとウタのライブシーン(AdoのMV)が1/2~3って感じなので、ONEPIECEの映画を見に来た人からすると、ここら辺は評価が別れそうだなと思いました。

私個人としては、Adoはどちらかと言えば嫌いよりで、歌もほぼ聞かないのですが、声量(?)とか歌唱力は結構あると思うので、特にストレスなくライブシーンを楽しむことが出来ました。


事前に全く調べていなかったため、声優について全然知らなかったのですが、クセが強いのでライブシーンで分かりました。
ウタが本性出し始めたあたりのライブシーンとか、絵の感じもかなりAdo寄りですよね。

考えすぎかもしれませんが、下手な歌える声優とかではなくAdoなため、ウタの設定とかにやや被るように感じられ、尚更AdoのMV感がありました。

後、ライブシーンの立体感というか、ヌルヌルが凄かったですね。



設定としては、ウタが幼少からしていたヘッドホンとか、配信用のでんでん虫とか、ONEPIECEの世界観に若干そぐわない感じがありましたが、ウタが赤髪海賊団の音楽家であったこと(原作者の意向もあり、ルフィは音楽家をコックや航海士と並ぶ捉え方をしていた)等、公式後付としては結構違和感なかったのが良いと思います。


テーマとしても、恐らくVRのような幸せな仮想現実を題材にしたような形になっており、現代だからこそ書ける作品という印象です。

物理に的に世界を変えようとすると、間違いなく海軍とぶつかりますし、海軍とマトモにぶつかりあえるレベルにしようとすると、四皇レベルになってしまうので、そういった意味でも、無理がない設定だも思います。


ストーリーとしては、シャンクス(赤髪海賊団)が悪いことをしないのは予想がつきますし、ウタがシャンクスと確執を抱えていそうなことは容易に想像できるので、オチが読みやすいですが、映像等々があり、それでもある程度面白いレベルに持っていけてるのが凄いなと思いました。



個人的に好きなシーンとしては、ウタと赤髪海賊団が別れる時には、赤髪海賊団が笑っていた(泣いていた)のに対し、最後にはウタと一緒の赤髪海賊団が(恐らく)泣いてるシーンの対比が良かったです。


後、チョロいオタク君なので、手をワキワキしての「負け惜しみ」は2回目以降(特に最後)刺さりました·····。


後は、多分テーマとして「家族」みたいなのもあったと思うので(シャンクスとルフィ、ウタ、ヤソップとウソップ)、ブリュレとカタクリ(とオーブン)みたいな本編家族エピも触れられてたのが良かったです。


バルトロメオみたいな、そこそこメジャーな脇役以外にも、サイファーポール(ほぼブルーノしか出ないけど)みたいなのも出てて、懐かしかったです。


後は細かい点としては、シャンクスが相変わらず凄い覇気だけでほぼ戦っている(後は思いっきり剣を振るくらいで特に能力使わず)、五老星と海軍がウタを危険視しながら、世界の7割に加え天竜人を危険に晒してるのは笑ってしまいました。







今回はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

プラチナⅠ到達+16連勝!~マスターデュエルのドライトロン~

1/26追記:アルデク、DRA、ライトニングストームについて修正
1/27追記:ややリストが変わり、プラチナ1で16連勝したので、新しいリストも乗せておきます。

皆さんこんにちはアイヤイヤーです。

遊戯王マスターデュエルがリリースされ、中学生ぶりに遊戯王触った私としては、カードの効果が強過ぎて驚きの連続です。


そんな中、環境上位デッキである«ドライトロン»を使用し、無課金ながらも最高ランクであるプラチナⅠまで到達することが出来ました。



ある程度デッキにも慣れたきた所、参考にしてるブログを書かれてる方のこのようなツイートを見つけました。



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マスターデュエルと紙のデュエルでは環境が違っており(サイドの有無)、マスターデュエル環境でのドライトロンについての記事は需要があるかと思い、筆を取りました。


プラチナⅠでの直近20戦(記録に残ってる分)が17-3であり、充分勝ち越せているので、プラチナⅠ位までならそこそこ参考になるかと思います。








1.そもそもドライトロンとは?
2.デッキリストと役割
3.デッキの回し方









1.そもそもドライトロンとは?


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ドライトロンと名のついた、2000/0の通常召喚出来ないモンスターを特殊召喚しながらデッキを回し


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レベルではなく攻撃力を参照する特殊な儀式魔法を使って


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強力な儀式モンスターを展開し、制圧していきます。



かなり大雑把に言えば、特定の2枚の手札があれば、上記のアルティメットデクレアラー(以後アルデク)を特殊召喚した上で、最低4枚の天使属をモンスター手札に抱える=相手の各種カードの効果、及び特殊召喚を4回以上無効にすることが出来ます。


抜け道があるものの、基本的に上記の状況を作る事が出来れば、大体勝ちです。


詳しい展開が知りたい方は、ソリティア@YP様の記事(下記URL)を参照下さい。
私もこの記事を読んで展開を覚えました。


noaria.hatenadiary.com






2.デッキリストと役割


先に注意点として書いておきますと、ポイントが足りず、エクストラが完璧な状態ではありません。最適でないカード等はエクストラのところで詳しく述べます。


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1/27追記:最新のリストです。こちらで16連勝しました


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メインデッキ

モンスター

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ドライトロンモンスターの中で、絶対に3積みするべき2種。

詳しい展開を理解していけば分かるのですが、簡単に言えばこいつらは他の2種のドライトロンよりも、アルデクまでたどり着ける組み合わせが圧倒的に多いです。



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1枚のみのドライトロン2種。
他2種と比べると、特殊召喚時でデッキから特定のカードを引っ張ってくることが出来ません。


メインの展開であるアルデクを出す際、ユニオンキャリアーの素材が足りている場合が多いので、ベアトリーチェによって落とすのをルタにすると1ドローお得です。

ルタは金満で謙虚な壺とアンチシナジーなので注意が必要です。
特に、金満で謙虚な壺から展開始めた後のルタは、特殊召喚そのものは出来ますが、ドローが出来ません(テキスト読み上げ)。
私はよく忘れて固まります·····。



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3種とも天使族のため、共通してアルデクのコストになります。

神巫は展開パーツ、及びヌトスと組み合わせて除去、朱光の宣告者は手札誘発によるモンスター効果の無効、イーバはベアトリーチェやアルデクコストによる墓地送りで誘発するアルデクコストのサーチが役割です。

神巫、朱光は3枚、イーバは2枚絶対に積むべきです。
100試合近く回しましたが、ここら辺は脳死で先人に従って大丈夫です。



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天使族儀式モンスターのため、ドライトロンとアルデク両方のコストに対応しています。
このカードの真価は、儀式魔法の回収により、攻撃力が1000になったドライトロンを素材に特殊召喚した後、墓地に送ることで3番目の効果を発動させ、相手のモンスターを奪うことです。

これにより、攻撃力4100以上や、戦闘では破壊されないモンスターも突破することが出来ます。

1、2番目の効果も頻繁には使いませんが、充分優秀な部類です。

やや扱いが難しいので、最初は気にしなくて良いですが、慣れてきて展開を暗記した頃には便利さが身に染みてくるカードです。

とはいえ、何枚も欲しい訳では無いので1枚だけで充分です。



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こちらも天使族儀式モンスターなので、ドライトロンとアルデク両方に対応しています。
コストでリリースするとデッキから天使族をなんでも持ってこれるイカれたカードなので3枚絶対に積みたいです。

リリースの定義として、ドライトロン効果なら手札とフィールドどちらからでも良いですが、シンクロ素材やエクシーズ素材として取り除かれる際には発動しません。



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先行制圧の要のモンスターです。
天使族儀式モンスターであるため、様々なカードからサーチしてこれます。

1枚で十分ですが、様々な面でコストになるため2枚目を入れてもそこまで悪くないと思います。


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いくつからの理由から、こちらのパーフェクトデクレアラーにするメリットもあるのですが、プレイングが難しくなったり、抜け道がアルデクより多かったり、デッキの枠が圧迫されるため、雑多なデッキが多いランクマッチにおいてはアルデクを強く推奨します。


特にチェーンブロックを作らずに、自身の効果で特殊召喚できる獣王アルファは比較的見かけるカードです。

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ドライトロン儀式モンスターであり、デッキで最高打点です。

入れない構築もありますが、高攻撃力、特殊召喚されたモンスターへの全体攻撃、モンスターや永続魔法トラップへのフリーチェーンによる除去とメリットが多く、プレイも簡略化しやすく、増殖するGを使われても少ない特殊召喚で高打点、妨害を立てれるので私は1枚採用しています。

持ってない方は無くてもデッキとしては成立します。持っているなら、初心者の方は入れた方が無難です。



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汎用手札誘発URの2種です。

増殖するGは相手のデッキを選ぶ上、自分が先行の場合には役に立たないため、0~3枚で自由に枚数を変えていいと思います。

一方、灰流うららは後手時の妨害だけでなく、先行時の自分の展開に対する、相手の増殖するGを止めることが出来ます。
そのため、攻守両方を担えるこのカードは3枚絶対に積むべきです。
カードが足りてないなら別ですが、ポイントが溜まりしだい増殖するGよりも優先して3枚手に入れたいです。



魔法



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展開の要となる儀式魔法です。
神巫とアルでサーチ出来るため、2枚で充分です。
1枚でも回らないことは無いですが、初手にあるとその分上記カードで別なカードをサーチ出来たり、上記カード自体をサーチしなくて良いため、2枚目の採用をオススメします。

また、2枚積むことでコズミックサイクロンのような除外カードをケアすることが出来ます。


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どれもデッキのドライトロンにアクセス出来るカードです。

これらは4種のドライトロンモンスターの内、好きなカードになることが出来、非常に強力なため可能な限り多く採用したいです。

ファフニールはノヴァの4枚目のため、ファフニール、ノヴァ、メテオニスが被るパターンを避けて、1枚に留めています。


また、ノヴァスタートの場合、手札次第てはリンクリボーが必要になります。



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コンボパーツである弁天を持ってくることが出来ます。儀式魔法の方は自力で回収可能なため、あまり使いません。
展開後も、ナーサテイヤを持ってきてアルデクのコストにできます。
このカード同士や弁天と被ると事故の要因となるため、1枚に採用を留めています。

ノヴァ3ファフニール1に近い考え方です。



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コンボパーツ、手札誘発、ライトニングストーム等3or6枚見て好きなカードを手札に加えられます。
コンボパーツが揃ってる際は、とりあえずこのカードから動くことで、灰流うららを投げさせたり出来ます。このカードが通されれば、灰流うららや墓穴の指名者を拾ってくることで、相手の増殖するGや手札誘発対策することも可能です。

1ターンに1枚しか使用出来ず、このカード同士で被ると手札-1となるため、2枚に採用を留めています。



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主に後手で使用するカードです。
先手時は、手札誘発の妨害を投げられて1ターン見送った場合にしか役立ちませんが、後手時に

①エルドリッチの大量の伏せ
②鉄獣のシムルグからの烈風の結界像
③電脳界のシェンシェン+VFD
④鉄獣十二獣のアポロウーサ双竜
⑤HEROのダークロウ

等の大量の伏せカード、ロックによる展開封じの打開に役立ちますが、相手のプレイングがちゃんとしている場合は②、③だと守備表示で特殊召喚されてケアされる可能性があります。
とはいえ、ラダーだとそこまでしっかり考えているプレイヤーはあまりいません。
一応金満で謙虚な壺で探しに行く動きも可能なため、1枚積んであるかないかの差はかなり大きいと考えています。
そもそも先行ならコンボパーツが揃っていれば大体勝ちのデッキなので、1枚は採用した方が総合的に勝率が上がると私は思います。
本音を言えば、サイドが無いゲームで先行ソリティアドヤ顔ロックに対抗手段が無いのは腹立つためです。


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モンスターの手札誘発と違い、後手時には使うことが出来ません。
しかし、先手アルデクを狙う際の相手の手札誘発を止めることが出来、先手なら伏せることで相手ターンにも使用可能です。
金満で謙虚な壺の存在もあり、各種手札誘発に引っかかるこのデッキでは、1枚は積んだ方が良いかなと思います。
強いカードなので、もちろん2枚目を採用しても良いです。



エクストラ

確定枠

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神巫で落とす枠です。
一応相手の効果でエクストラから墓地へカードを送る場合があるので、その際にも役にたちます。



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展開に絡むため、1枚目はほぼ必須です。
2枚目はあると便利枠なので、2枚目持ってたり、エクストラ枠が余ってるなら。



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こちらも展開に絡むため、1枚必須です。
2枚目はほぼ使う機会がありません。



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アーゼウスとそれを出すため、及び1番目の効果を使える回数を増やすための2枚です。

ナイチンゲールの効果でダイレクトアタックが可能で、各種ロック等の上からでも、アーゼウスに繋げることで無理やりロック等全て墓地へ送れます。

一応ファフからアーゼウスに繋げることも出来るので、他2枚がなくともアーゼウスだけでも入れましょう。



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展開に絡むため1枚必須です。
イーバに限らず装備出来るため、妨害を食らって神巫+ドライトロンから特殊召喚し、墓地に落としたいドライトロンを装備したりもします。



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ノヴァ(ファフニール)+弁天から展開する時に必須です。
灰流うらら等の妨害を食らった際、とりあえず盤面のドライトロンを戦闘1回分無効に変換出来ます。
可能な限り1枚欲しいです。



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相手ターンにトロイメアをリンク召喚することで、リンク召喚時効果で妨害したり、クルヌギアスと合わせて相手のモンスターをリリースすることが出来ます。
カードが揃ってるなら必須枠ですが、優先度はかなり低めです。
私はたまたま引けたから入れています。



自由枠

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ベアトリーチェが破壊された時用です。
なんらかの形でアルデクが処理された際、盤面にロック効果を持つモンスターを立てられた場合、ベアトリーチェが生命線になる場合があるので、その保険、及び処理出来るラインが2800まで上がるこのカードは、自由枠かつSR以下の中ではかなり優秀で、優先度が高めです。



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非常に縛りが緩いリンクモンスターであり、リンク召喚時効果で魔法罠を破壊出来ます。
マスカレーナ無しでも、魔法罠処理効果をエクストラに用意出来るのは便利なので、こちらも自由枠かつSR以下の中ではかなり優先度が高いです。



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神巫の効果の発動自体に灰流うららorエフェクトヴェーラーされ、レベル2の神巫と弁天からシンクロ召喚で出す用のカードです。
破壊効果、及び高い攻撃力により、モンスターによるなんらかのロックを打開しやすいです。

この枠はレベル7or8のシンクロモンスター(7は神巫の効果は同士でレベル6+ドライトロン)として、7なら全体破壊効果をもつブラックローズドラゴン、8なら破壊効果をもつスクラップドラゴンやリソースを回復出来るカオスルーラーがオススメです。


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これらのカードは全てURで、所持していないため、SRのスカーライトで代用しています。

また、レベル7シンクロでSR以下としては、ライトロードアークミカエルが除外除去、及びエンドフェイズに墓地肥やしが出来るのでオススメです。

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ドライトロンを素材にリンク召喚出来、1ターンに1度相手の表側のカード1枚の効果を無効に出来ます。

こらちもSR以下の中では、デッキにあっており、たまに使えるカードです。



その他、SR以下でそこそこ有用なリンクモンスターとして、

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が存在します。


また、持っていれば採用したいURとしては、

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これらのカードがあります。持っている方は、是非とも採用すれば、更にデッキが強力になります。





3.デッキの回し方

先程も書きましたが、主な展開ルートに関しては、非常に分かりやすく説明されているこちら(下記URL)の記事を参照下さい。

noaria.hatenadiary.com




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また、ドライトロンデッキを回す際はこちらの設定をオススメします。

自己チェーンをありにすることで、アルデクでコストを捨てた直後にベアトリーチェでイーバを墓地に送れます。

発動確認をスイッチにするとこで、相手のスタンバイフェイズにベアトリーチェで好きなカードを墓地に送ることが出来ます。

特にカード配置は重要で、オートの場合ではベアトリーチェがEXモンスターゾーンに出るため、ユニオンキャリアーのリンク召喚にベアトリーチェを素材にするしかなくなってしまいます。
これにより、相手のターンにイーバを墓地に送り、アルデクのコストを2つ増やすことが不可能になります。



この記事でこれから述べるのは、主にこのデッキに慣れてない人が灰流うらら、増殖するGのような手札誘発対策にどう向き合うか?です。


灰流うらら

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コンボパーツが手札に揃っている場合、その他のサーチカードや金満で謙虚な壺から動くことで、相手の灰流うららを誘うことが出来ます。
特に金満で謙虚な壺は、朱光の宣告者や墓穴の指名者を手札に加えることで、相手の灰流うららや増殖するGを止めることが出来ます。

展開中に灰流うららを投げられとしても、ベアトリーチェ→キャリアー→アルデクまで動けるなら動きます。



増殖するG

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基本的に投げられた時点で止まります。
このデッキの先行制圧としては、アルデクを立てて相手のカードを無効にするデッキなため、複数枚ドローされると無効化しきれなくなり、押し切られてしまいます。

墓穴の指名者、灰流うらら、朱光の宣告者で止められるため、増殖するGに干渉されない金満で謙虚な壺から上記を引っ張ってくれば対策出来ます。



PSYフレームギアγ

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朱光の宣告者では止まりますが、灰流うららの場合だと、1回無効に出来ますが墓地に送られず、次にモンスター効果を発動した際に使われるため、実質的に止まりません。

墓穴の指名者でも止まらないため、朱光の宣告者が無い限り止まられません。



夢幻泡影、エフェクトヴェーラー

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主に神巫に合わせて使われます。

ヴェーラーは朱光の宣告者、墓穴の指名者で対策可能です。

伏せカードがある場合、夢幻泡影をケアするため、メテオニスもモンスターが居ない縦列で発動する等心がけましょう。



ドロール&ロックバード

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墓穴の指名者と朱光の宣告者で対策出来ます。

山札から手札に加える以外は可能なため、次のターンに備えてエルから展開、ファフをエクシーズし、墓地を肥やすことは可能です。











今回はここまでです。

とりあえず無課金、復帰でも最高ランクに成れたということもあり、マスターデュエルはどんな人でも楽しめるゲームだということが分かりました。
ドライトロンにも慣れてきたので、電脳界や鉄獣を組みたいなと考えています。


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映画大好きポンポさん 感想

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皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。
今回は映画大好きポンポさんの劇場版について語っていきます。



1.そもそも観てないよって方へ
2.感想










1.そもそも観てないよって方へ


去年どころか、私がこれまで観た映画の中で1番良かった作品です。
自信を持ってオススメするので、まずは是非観て頂ければ·····。

公開が約半年前であり、僅かながらまだ上映している映画館もありますが、基本的にはunextでレンタルする形になると思います。(以下URL)


https://video.unext.jp/?td=SID0061804



Web版(Pixiv)のは観たし·····という方も、劇場版ではWeb版に大幅に加筆修正されているので、是非ご自身の目で見て頂ければと思います。



以下ネタバレを含むため、まだ観てない方はご注意ください。
















2.感想


一言で言うなら、とにかく良かったです·····。


これまでそこそこ映画を観て来ましたが、間違いなくこの作品が1番好きな作品となりました。

11月にunextで初めて観ましたが、その後も3回ほど鑑賞しました。




伏線が凄かったり、BGMが良かったりと褒めるところは無限にありますが、この作品の最大の魅力はテンポだと私は思います。



場面の切り替え、移り変わりの描写が上手く(特に回想シーン)、これにより1画面で複数シーンの意味を持たせ、テンポが非常に良くなっています。

その結果、映画大好きポンポさん(原作)、映画大好きポンポさん(劇場)、MAISTERの3本の作品が僅か90分に収められています。
(因みにMARINEのトレーラーも本当に15秒です)


間違いなく90分なのですが、実際にはその倍近い程の内容の濃さです。


ポンポさんの原作も、6話という話数とページ数からは信じられないほど密度が濃く、テンポが良い内容となっています。
映画というある程度時間がかかるもので、テンポの良さを、内容の濃さで表現されているのに感動しました。
ポンポさんに言わせれば、ブヨブヨした脂肪だらけの映画じゃない!といったところでしょうか?




作品全体の話はここまでとして、ここからは冒頭から各シーンのオタク的感動ポイントを語っていきます。



①序盤のナタリーが水溜まりに着地する所


ジーンが初めてナタリーを認識するシーンです。

このシーンでは、ナタリーの後方にアラン(死んだ顔ver)が居ますね。


オタクなのでこういう細かいシーンが好きです。
1回目ではナタリーに視線が行ってる(誘導されてる)ため、全く気づきませんでした。




コルベットの助言


監督就任後のパーティーで、ジーンがコルベット(メガネの先輩監督)からアドバイスをもらうシーンです。


その映画を1番見てもらいたい人のために作る。そうすればフォーカスが絞られ、作品がボヤけたものにならない、という旨のものです。


このシーンでは、コルベットのアドバイスが進むと、フォーカスがポンポさんに絞られていき、他(コルベットやモブ)がボヤけていきます。


この時点で、ジーンがポンポさんのために映画を作ることが示唆されている訳です。




③リリーが振り返るシーン(撮影中)


ポンポさんが最も撮りたかった、リリーが振り返るシーンです。

原作(Web漫画版)では、カラーで書かれており、それまでのモノクロとの差により、リリーの振り向いた姿が際立っています。


アニメーション故、その再現は難しいと思われていましたが、本作では雲によって太陽が隠れる瞬間を作ることで、可能な限りモノクロからのカラーを演出しています。

原作のカラーシーンが再現できるとは思っていなかったので、初めて見た時は思わず烈海王になってしまいました。


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④編集作業中にジーンとアルベールが重なる所


撮影を終えたジーンは編集作業を始めるも、行き詰まってしまいペータゼンさんにアドバイスを求めます。
アドバイスを受け、映画の中に自分を見出すことで、ジーンの人生と作中のアルベールの人生がシンクロしていきます。


原作ではここからはほぼ存在せず、映画オリジナルの展開です。

このシーンにより、それまでただの映画の登場人物であったアルベールとジーンが重なり、この後の各シーンでのアルベールの行動が、ジーンのものでもあるようになります。


これにより、ほぼジーンが主人公であった原作とは異なり、ジーン、アルベール、後に出てくるアラン、そしてこの映画に出てくる全てのキャラクターと視聴者の物語となり、各自のアリアへと繋がります。




⑤アラン


ジーンがフォーカスを絞り、作りたいものを見つけたため、追加の予算が必要となり、そこからアランパートへと移ります。


単純に会議の内容、BGMともに盛り上がりの最高潮であり、観る度にボロ泣きしてしまうのですが、このシーンの凄さとして、クラウドファンディングや会議を中継していることが挙げられると思います。


クラウドファンディングは、正に夢を叶えようとする活動です。

会議を中継するのも、コロナによりZOOMが普及したことにより、より身近なものとなりました。


2021年だからこそ、新しい技術ながらも、適度に私たちの身近にあり、夢を叶える原動力として、これほどまでに相応しいものは無いようにすら感じます。




⑥ポンポさんとアランの会談


⑤のシーンの1部です。


夢と希望ではなく、夢と狂気の世界というのが良いですね。音楽を続けるアルベール、映画を編集するジーンを考えれば、間違いなく希望ではなく、狂気が相応しいです。


ポンポさんがジーンを育ているのは、逆源氏物語に近いようなところがありますね。


この近辺では、ポンポさんが分かりやすくプロデューサー業をこなしており、追加シーンの大変さを諭すシーンと合わせ、原作には無いプロデューサーとしてのポンポさんが垣間見れます。




ミスティアが追加脚本を読む所


それまでお調子者な感じのミスティアの、トップ女優の顔が垣間見えるシーンです。

オタクなので、こういう本当は凄いおちゃらけものが本気だすシーンに弱いです。


ミスティアが、キャストに名前を載せない理由を語るシーンで、背景にフランちゃンが居るのも、ファンには嬉しいです。




⑧ポンポさんがMAISTERを鑑賞する所


ポンポさんが立つ(扉を開ける)のはクレジットが終わってからであり、それはポンポさんが映画を夢中で観ていたといういうことです。


ジーンはポンポさんのために映画作り、ポンポさんはジーンの映画で感動することが出来ました。


これ以上ないハッピーエンドですね·····。












今回はここまでです。

言葉に出来ない感情の塊みたいなのはもっとあるのですが、それを語ろうとすると、オォ·····ォみたいな感じになるので、言語化できる範囲での感想となりました。
余談ですが、監督は私の大好きなゴッドイーターの監督を務めた方で、コルベットが好きな映画として挙げている、魔女っこ姉妹のヨヨとネネの監督も務めている方です。
これに気づいた時は思わずニヤニヤしてしまいました。

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最近の私事 エヴァ、ヨルシカ、YOASOBIの感想とか

皆さんこんにちは、アイヤイヤーです。




最近noteの有料記事等、真面目な文章を多く書きすぎていたので、いつも以上に取り留めのないこと書きなぐっていきます。
つまり、いつも以上に見切り発車で、チラ裏気味です·····。






1.最近の私事
1.1エヴァンゲリオン
1.2ヨルシカ
1.3YOASOBI







1.最近の私事


先日、歳を取ってついに24歳になりました·····。

学生なので、24歳学生です·····。このネタも最近めっきり見なくなりましたね·····(インターネット老人並の感想)


23歳までは、20歳+‪α‬って感じだったのですが、24歳になると、25歳前後って感じで、一気に三十路が見えてきた感じがあり、身体の衰え(特に胃袋)もあり急激に老いを意識し始めました。

自分の価値について、どちらかと言えば肉体的な方より、思考的な方に見出しているため、将来ボケて思考が出来なくなることにはとても恐怖を感じます。もちろん、そこまでいかずとも思考の鈍り、老害と化すことはもうそこまで来ていると思うので、新しい価値観を頭から否定するのではなく、とりあえず触れ、自分の頭でしっかり判断できるようにしたいです。


新しいものに触れるといえば、最近エヴァンゲリオンを旧アニ~シン・エヴァンゲリオン劇場版まで完走したり、ずとまよやYOASOBI、ヨルシカやado、髭男等を聞いたりしました。

エヴァ、YOASOBI、ヨルシカは刺さるところがあり、結構気に入っています。

ずとまよ、ado、髭男は刺さりませんでしたが、今流行っているものについて、とりあえず触れて、それで気に入らなかったという一連の行為自体に、ある程度の意味があるのかなと思うようになりました。

ここら辺は他者とのコミュニケーションと同じかな?と思います。(理解出来なくても、分かろうと調和の道を探すことや他者の価値観を尊重することが大事的な)





1.1エヴァンゲリオン

エヴァンゲリオンは、前々から知り合いに勧められて気なっていたもので、僕も庵野秀明監督のように、他者との付き合いが苦手で、いつまでたっても子供なので、それなりに刺さる部分がありました。


とはいえ、恐らく自分はいわゆる「マ人間」な人たちとは、恐らく根本が違い、「バ獣」が人の皮を被って、見様見真似で人間のフリをしている感じなので、無理に大人にならなくて良いし、現実に帰らなくて良いし、世界は美しくないと思いました。

庵野秀明監督にとって、大人になるべきで、他者が居ないのは歪で、現実が生きるべき場所で、世界は美しいかもしれませんが、私には彼がそう思いたいから、もしくは才能や環境に恵まれているからに思えてなりません。

ここでいう「才能」とは、いわゆる天才とかの国~世界レベルのやつです。


だって、石油王の息子に「お金より大事なのは心!人との繋がり!」みたいな事を言われても、「は?!」ってなりませんか?そんな感じです。



最近自分の才能(これは得意、不得意レベル)の無さについて、悩むことが多いので、それに起因する逆恨みもあると思いますが、世界レベルの「才能」を持ち、作品を作っていれば人間性等大概のことを肯定される人に諭されたところで·····、っとなってしまいます。


シン・エヴァンゲリオン劇場版については、実家にいる時に観たため、ちょうどシンだけ観てなかった父親と一緒に視聴したのですが、息子が父親に出来るのは~はかなり頷けるところがありました。

父親の人生の意義を肯定('赦し'ている)してますし、現在の父親との仲は恐らく世間一般で言えばかなり良い(最近見た作品の感想を言い合ったりする)ですが、それでも父親が過去に自分に行った事を許すことはなく、それは父親にも明言しています。
息子と母親はそんなに感じにならないのですが、息子と父親がそんな感じになるのは、フロイトが言うように古来からどこの国でも同じなのでしょうか?(ゼウスとクロノス、エディプスと父母等)






1.2ヨルシカ

ヨルシカについては、全体的に才能に悩んでいる感じがあり、特に「だから僕は音楽を辞めた」からは、私が好きなBUMP OF CHICKENで一番好きな「才悩人応援歌」感を感じてしまいます·····。ヨルシカは全体的に懐かしさ感があり、おじには染みます·····





1.3YOASOBI

YOASOBIは全体的に早めなスピード感、「夜に駆ける」や「怪物」のような壊れた、破滅的な世界感や、「三原色」や「群青」の人間賛歌的な感じが好きです。
生き急いでおり、マグロのように止まったら(色んなものに押しつぶされて)死んでしまうため、テンポが早い曲が好きです。







今回はここまでです。
感性がいつまでたっても子供なので、うんちという言葉が未だに好きです。
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